世界に広がる「才能教育」

始まりは松本から

現在、国内では、約2万人の子どもたちが、全国各地の教室で約1,000人の先生のレッスンを受けています。

鈴木鎮一は、1930年代から、江藤俊哉氏・豊田耕兒氏など、後に世界で活躍する優れたヴァイオリニストを育てましたが、それらの経験を踏まえ、1946年(昭和21年)、長野県松本市に「松本音楽院」を設立しました。これがスズキ・メソードの出発点です。

鈴木鎮一はこの教室で育った子どもたちと全国を講演と演奏をしてまわり、それに感動した人々の熱望で各地にヴァイオリン教室ができていきました。その後、同じ教育法でピアノ、チェロ、フルートの教室も始まりました。


海外では、1964年の10人の子どもたちによる第1回海外演奏旅行を機に、まずアメリカに広がっていきました。その後も高い評価を受け続け、現在では世界46ヵ国に約40万人、特に米国では約30万人にのぼる子どもたちがスズキ・メソードによりヴァイオリンやピアノ、チェロ、フルートなどを習っています。海外では、国内をしのぐ高い評価を得ています。


世界の拡がり

「スズキ・メソード」の教室のある国と地域

北米 アメリカ合衆国、カナダ
中米 コスタリカ、ジャマイカ、パナマ、バハマ、バミューダ、バルバドス、
仏領インド諸島、メキシコ
南米 アルゼンチン、エクアドル、コロンビア、チリ、パラグアイ、ブラジル、
ペルー
アジア 大韓民国、シンガポール、中華人民共和国、中華民国(台湾)、日本、
フィリピン
オセアニア オーストラリア、ニュージーランド
ヨーロッパ アイスランド、アイルランド、イギリス、イタリア、エストニア、オランダ、
クロアチア、スイス、スウェーデン、スペイン、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、
ハンガリー、フィンランド、フェロ-諸島、フランス、ベルギー、ポーランド、
リトアニア
アフリカ 南アフリカ

合計 46カ国

長野オリンピック誘致に貢献も

1991年6月、イギリスのバーミンガムでIOC(国際オリンピック委員会)が次の開催地を決めるとき、スズキ・メソードの子どもたち13人がヴァイオリン、チェロを携え、冬季オリンピック長野誘致のため応援演奏に出掛けました。

IOCの委員の皆さんは、子どもたちの演奏とパンフレットで紹介された鈴木鎮一の思想に大きな感動を受けられ、次期開催地を長野と決定しました。


1998年に開催された長野オリンピック開会式の翌日(2/8)、「平和への演奏、世界へ響け1,000人の子供たち」と題した記念コンサートが長野県県民文化会館で行われました。

スズキチルドレンは世界共通の言葉である“音楽”で、成功の一端を担うことができました。

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