鈴木鎮一記念館の新たな試み「歌声サロン〜音楽の小径〜」を開催!
冒頭、お話をされる等々力由季子副館長 7月21日、鈴木鎮一記念館展示室で、童謡唱歌、懐かしの歌などを歌う参加型イベント「歌声サロン~音楽の小径~」が開催されました。これは、「音楽、歌を通じて鈴木鎮一先生のことをもっと知っていただこう、記念館に足を運んでいただこう」と鈴木鎮一記念館が企画した新たな試みです。
参加者は、松本市内外から40名ほど集まりました。記念館がここにあることは知っていても、中に入るのは初めてという方がほとんどでしたので、歌が始まる前に、等々力由季子副館長より鈴木鎮一先生の紹介と記念館施設の案内がありました。
計21曲の歌声が記念館に響きました 「ピアノ伴奏が始まると、みなさんとても元気よく歌ってくださり、女性の声に混じって、男性の力強く美しい声が聴こえてきて、滝廉太郎作曲の♫花では、下のパートを歌ってくださる方もいて、自然と二部合唱の美しいハーモニーを奏でていました。歌、音楽のお好きな方がこんなにも大勢いらっしゃったのですね」と等々力由季子副館長。
初めての人同士でも、歌を通じて知り合い、「また、来月も来ようね」という参加者の嬉しい感想も寄せられています。これを機会に、音楽の輪、スズキ・メソードの輪が、さらに広がっていくことを願っています。
次回は、8月18日(日)午後2時からです。参加費は500円(茶菓子と歌集付き)
ご興味のある方は、ぜひ、お気軽にご参加ください。お待ちしております。
【問】鈴木鎮一記念館 tel.0263-34-6645
市民タイムスでも当日の様子が報道されました。
7月28日(日)神戸で学ぶ子どもたちが、第13回鈴木鎮一記念館コンサートに出演!
第13回子どもたちによるコンサートが、夏期学校直前の7月28日に行なわれました。関西地区ヴァイオリン科の松本尚三先生クラスの小学校2年生から大学生までの18名がヴァイオリン演奏を披露し、50数名の聴衆から温かい拍手が送られました。早野龍五会長や理事の先生も聴きに来られました。
プログラムは、1曲ずつ順番に小さな生徒さんが曲目を観客の皆さんに伝えてから演奏に入るというスタイルで進んでいきました。後半は、先生方の弦楽四重奏も入り、さらにコンサートは盛り上がりました。先生方の弦楽伴奏と生徒さんたちの大人顔負けの演奏で、とても重厚なハーモニーを奏ででいました。
早野会長からも素敵なメッセージをいただきました アンコールには、鈴木鎮一先生が、初めてレコードを聴いて「このような音楽の世界がこの世にあるのかということを教えられた」と感動されたシューベルトのアヴェ・マリアが演奏されました。展示室のピアノの甘い音色も加わり、会場が心地よい空気に包まれ、コンサートは終了しました。
等々力由季子副館長からは「鈴木鎮一先生がお住まいになられた所で、演奏したいと集まってくださった生徒のみなさん、素敵な演奏をありがとうございました。きっと、鈴木鎮一先生にみなさんの心のこもった音が届いたのではないかと思います」とのメッセージが寄せられました。
7月28日(日)14時開演
鈴木鎮一記念館 →地図
入場料:無料
曲目
・弦楽四重奏曲作品64-5「ひばり」より(ハイドン)~弦楽合奏~
・カプリース第24番(パガニーニ)
・協奏曲ト短調第3楽章(ヴィヴァルディ)
・ユーモレスク(ドヴォルザーク)
・アレグロ(鈴木鎮一)
ほか