才能教育研究会が、長野県知事表彰を受賞
6月5日(火)、長野ホテル犀北館にて、早野龍五会長が阿部守一長野県知事より、平成30年度の長野県知事表彰を受けました。才能教育研究会が学術芸術文化功労団体として、長年にわたり顕著な功績を挙げてきたことに対しての評価です。66人の個人、6団体が今回の受賞対象となり、10時30分より同ホテル本館2階WESTにて表彰状授与、知事式辞、来賓祝辞、受賞者ご挨拶がありました。長野県知事を囲んで、全員による記念撮影後、12時より本館2階EASTに場所を移し、昼食をとりながらの懇談、取り組み紹介、県警音楽隊による祝賀演奏などの流れで、「交流会」が開催されました。才能教育研究会への表彰については、特徴ある功績事例として以下のように紹介されました。
「どの子も育つ、育て方ひとつ」の理念のもと、幼児期にクラシック音楽を通じて感性と能力を育てる教育法(才能教育=スズキ・メソード)の研究実践及び普及を行ない、長野県のみならず広く文化の向上発展に寄与しました。
また、「交流会」では、表彰者を代表して、早野龍五会長による「スズキ・メソードの取り組み紹介」が行なわれました。自己紹介に続き、「岳都・学都・楽都」を標榜する松本市で、音楽を通した人間教育を行なっていること、それが1946年から続いており、今や松本市はスズキ・メソードの聖地になっていることなどが紹介されました。また、長野県との関係についても植樹祭や各フェスティバルなどにスズキ・メソードで学ぶ子どもたちが演奏を披露する姿などが紹介されました。長野オリンピックでの貢献もありました。また、早野会長は、「少子化の現象は国難と言えるものですが、72年前から、スズキ・メソードの創始者である鈴木鎮一は、子どもたちに忍耐力や、何かをやり遂げる力、そして周りの人たちとの協調性を重んじるなど、単に音楽家を育てるのではなく、立派な市民を作ることを目標にして、活動を続けてまいりました」と発言。会場を埋め尽くした皆様から、大きな拍手をいただきました。