70周年記念スペシャルコンサートを開催!
8月2日(火)17時〜18時30分にキッセイ文化ホール大ホールで、創立70周年記念スペシャルコンサートを開催しました。東 誠三先生(ピアノ)、宮前丈明先生(フルート)、林 峰男先生・宮田 大先生(チェロ)、荻原尚子先生(ヴァイオリン)ら各科OB・OGの演奏家の皆さんが、各科指導曲集の「要」となる曲目を披露されました。いずれも素晴らしい名演で、この日のために特別編成された70周年記念ストリングアンサンブルのメンバーとの息のあった演奏となりました。70年間、生徒たちによって引き継がれてきた曲をこうして概観できるのも70周年のお祝いならではでしょう。ソリスト自らが指揮をされる姿も大変印象的でした。
また、最後に演奏された、モーツァルトのクラリネット五重奏曲は、創始者鈴木鎮一先生の著書「愛に生きる」でもベルリン留学時代の想い出の曲として、記述されています。この日は、東京フィルハーモニー交響楽団で長らく演奏活動を続けてこられた生方正好先生をゲストに迎え、国際スズキ・メソード音楽院の教授たちとの絶妙なアンサンブルとして披露されました。
曲目
・モーツァルト:ピアノ協奏曲 第12番 イ長調 K414 第1楽章
ピアノ:東 誠三
・バッハ:管弦楽組曲 第2番よりポロネーズ メヌエット バディネリ
フルート:宮前丈明
・ヴィヴァルディ:2つのチェロのための協奏曲 ト短調 RV 531
第1チェロ:宮田 大、第2チェロ:林 峰男
・バッハ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV 1041
ヴァイオリン:荻原尚子
弦楽伴奏 : 70周年記念ストリングアンサンブル
・モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K581 第1,2楽章
クラリネット:生方正好
第1ヴァイオリン:荻原尚子
第2ヴァイオリン:舘ゆかり
ヴィオラ:鈴木裕子
チェロ:林 峰男