関東地区ピアノ科有志の指導者による
第19回研究科全課程卒業生コンサートが、今年も開催されます。
研究科全課程卒業生コンサートは、1999年、出演者12名で始まり、今年が19回目の開催となります。専門の道へは進まないものの、こよなくピアノを愛し、楽しんでいる皆さんによるコンサートです。学生、社会人として、家庭を持ち、子育ても…と環境が変わってもこの会への想いを持ち続け、卒業生同士の交流の会ともなっています。
今年は、9月18日(月・祝)にすみだトリフォニーホール小ホールで、第19回コンサートとして開催されます。早野龍五会長にもお聴きいただくことになりました。開演は13:30。24人の研究科全課程卒業生たちが、日頃の研鑽ぶりを発揮します。会場に足をお運びくださいますよう、お願いします。
出演者たちの現在の様子を事前にお知らせしましょう。一部です。
(女性34歳)4歳と1歳半の娘2人を抱えて、5月より職場復帰。起きている間は常に奮闘という感じです。平日はハノンの1〜10番くらいしか弾けませんが、なんとかやっています。
(男性32歳)通信教材の会社に勤めて11年になります。家族は0歳、3歳、妻の4人家族で、妻の母と一緒に二世帯で暮らしています。普段はなかなか練習ができませんが、会社の仲間とジャズバンドを組んだり、近所の子どもたちを家に呼んで、ピアノやバンドを組んで音楽会やXmasパーティをしたりと、音楽がある生活を楽しんでいます。
(男性25歳)1人暮らしを始めました。環境コンサルタント関係の仕事です。
(女性39歳)特許事務所にフルタイムで勤務しながら、5歳の子どもの子育てをしています。仕事、子育て、家事で目の回るような日々ですが、ピアノを弾くことで良い気分転換ができています。
(男性35歳)ヘッドホンの音作りや、健康な体作りの手助けをしています。休日にはピアノ以外に歌う楽しさを覚え、ゴスペルを楽しんでいます。
(女性38歳)眼科で検査の仕事をしています。子どもは小4、小1、年中になります。下の二人はピアノを習っています。
など、他にも多彩な顔ぶれ(県庁職員、大学生、弁護士、栄養士、保険会社員など)が集まります。どうぞお楽しみに、ご来場ください。
今年の演奏曲です。
・ラフマニノフ:前奏曲 Op23-1,23-5
・ショパン:練習曲 変イ長調 Op.25-1「エオリアン・ハープ」
・グラナドス:演奏会用アレグロ
・ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調「運命」第1楽章
・モーツァルト:きらきら星変奏曲
・モーツァルト:ソナタ ニ長調 Kv.381 第1楽章(4手)
・ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
・ベートーヴェン:ソナタ第8番 変イ長調「悲愴」第2楽章
・グアスタヴィーノ:ピアノ連弾のためのソナチネ「ラプラタ川のロマンス」第1楽章(4手)
・ショパン:ソナタ第3番 ロ短調 Op.58 第4楽章
・ショパン:練習曲 嬰ハ短調 Op.10-4
・シューベルト:魔王
・ショパン:ワルツ14番 ホ短調「遺作」
・ショパン:バラード第4番 へ短調 Op.52
・ドビュッシー:ベルガマスク組曲より「月の光」
・ショパン:練習曲10-9,10-12「革命」
・バッハ:フランス組曲 第5番 ト長調 BWV.816
・ショパン:夜想曲 ハ短調 Op.48-1
・ベートーヴェン:エリーゼのために
・ブラームス:狂詩曲 ロ短調 Op.78-1
・シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
・ブラームス:インテルメッツォ イ長調 Op.118-2
・グリンカ/バラキエフ:ひばり