第67回夏期学校〜ヴァイオリン科・チェロ科・フルート科の様子を報告します!
今年の夏期学校のヴァイオリン科・チェロ科・フルート科は、7月31日(火)〜8月3日(金)に開催されました。会場は、まつもと市民芸術館小ホールや各スタジオ、そして昨年リニューアルされた才能教育会館をはじめ、スズキ・メソード研究所の各教室、そして松本市内の小学校や公共施設を使用しました。期間中、アメリカ・中国・台湾・フィリピン・ヴェトナム・オーストラリア・イギリス・ポーランドなど海外からの参加者約200名を含めた総勢2,200名を越す参加者たちの真剣に学び合う姿が見られました。およそ10人に1人の割合で海外から参加されていることがわかります。年齢やレベル、国籍を超え、「みんなで育ちあう」ことをテーマにした、スズキならではの真夏の風物詩です。
ここでは、ヴァイオリン科・チェロ科・フルート科の各教室レッスンと弦楽Aクラスと弦楽Bクラスのレッスンの様子を紹介します。
教室レッスン
ヴァイオリン科の教室レッスンは、1番教室の「リズム」から26番教室の「マスタークラス」まで、合計33の教室で開催されました。これは、6番教室がAとBに分かれるなど、クラスによって人数の多いところが2つに分かれて開催されたためです。また、ヴィオラを学ぶ生徒さん向けのクラスも開催されました。
今年は、全体での開校式を開く場所がなかったため、各科ごとに早野龍五会長と中島顕夏期学校実行委員長に挨拶に回っていただくことで、それぞれの開校式が開催されました。
クーラーの効くところ、扇風機だけのところと、会場によっては条件が違いましたが、今年は例年以上にこまめに休憩時間を設けながらも、それぞれの先生方による熱心なご指導に、一生懸命に応える生徒さんたちの姿がありました。
アメリカでスズキ・メソードのティーチャー・トレーナーとして活躍される、ゲスト指導者のジェームズ・ハッチンス先生によるサプライズ指導が展開されたクラスもあり、充実した教室レッスンとなりました。
グループレッスン
ヴァイオリン科のグループレッスンは、7/31〜8/2 は、
・第1組(1〜14番教室)
・第2組(15〜19番教室)
・第3組(20〜26番教室)
で行なわれ、最終日の8/3は、全体で行なわれました。
教室レッスン
チェロ科の教室レッスンは、40番教室から51番教室のマスタークラスまで、12クラスに分かれてのレッスンとなりました。会場も源池小学校とあがたの森文化会館の2箇所に分かれ、マスタークラスはまつもと市民芸術館スタジオ2やあがたの森文化会館を使っての開催でした。
グループレッスン
チェロ科のグループレッスンは、まつもと市民芸術館スタジオ2や小ホールで開催され、最終日の8/3は、キッセイ文化ホール中ホールで行なわれました。
教室レッスン
フルート科の教室レッスンは、60番教室から64番教室のマスタークラスまで、5クラスに分かれてのレッスンとなりました。会場はスズキ・メソード研究所を使っての開催でした。
グループレッスン
フルート科のグループレッスンは、スズキ・メソード研究所スミスホールや才能教育会館ホールで開催され、最終日の8/3は、キッセイ文化ホールリハーサル室で行なわれました。
今年も2クラスの弦楽クラスが練習を重ね、最後の日の「お別れコンサート」でその成果を発表しました。ここでは、練習の様子を紹介します。
弦楽Aクラス
・ヴァイオリン科25番、26番教室の生徒と、チェロ科50番、51番教室の生徒で構成
・チャイコフスキー:弦楽セレナーデ第1楽章
・指導:青木博幸先生
・会場:まつもと市民芸術館スタジオ2
弦楽Bクラス
・ヴァイオリン科20番〜24番教室の生徒と、チェロ科46番〜49番教室の生徒で構成
・モーツァルト:ディヴェルティメントK.136 第1、3楽章
・指導:宮田 豊先生
・会場:まつもと市民芸術館オープンスタジオ