ヴァイオリン科の子どもたちが、長野駅前で野外コンサート

 
 11月23日(火・祝)、スズキ・メソード長野支部でヴァイオリンを学ぶ子どもたちが、善光寺御開帳100日前イベント『街角アート&ミュージック』に出演。好天に恵まれた長野駅前で、大勢の聴衆に演奏を聴いていただきました。夕方にはnews everyでも紹介されました。
 甲信地区ヴァイオリン科指導者の宮下朱里先生からの報告です。


 
 先日、JR長野駅前広場にて『街角アート&ミュージック』が開催され、長野支部のヴァイオリン科58名で出演してきました。このイベントは、長野市にあります国宝善光寺にて、数え年で7年に1度開かれる“御開帳”へ向けたカウントダウンコンサートです。本来であれば善光寺御開帳は今年の春に開催予定でしたが、コロナの影響で来年に延期となりました。
 
 この善光寺御開帳では、公開される前立(まえだち)本尊と“善の綱”で結ばれた回向柱(えこうばしら)が建てられ、これに触ると御利益があるとされ、この期間中は全国より多くの観光客が集まり、長野の街は大賑わいとなります。
 
 今回はその100日前イベントということで、私たちの他11組が二胡や大正琴、サックスアンサンブル 、管楽器アンサンブル 、ジャズダンスなどを披露しました。
 長野支部としても久々の野外イベント、生徒たちは初めて経験する子がほとんどで、
『外で弾くってどんな感じ?』
『通りすがりの人も聞いてくれるの?』と、
ドキドキワクワクしながら当日を迎えました。
 
 
 勤労感謝の日の11月23日(火・祝)、前日の大雨が嘘のように清々しい秋晴れ。しかしながら、冬がすぐそこまで迫っているようなヒンヤリとした風が吹く中、続々と生徒たちが集まってきました。
 リハーサルをして、いよいよ本番。
 
 隙間なくぎっしり取り囲んだお客様の中で、バッハの「ドッペルコンチェルト」から鈴木鎮一先生の「キラキラ星変奏曲」まで計10曲を立派に演奏することができました。
演奏曲目
・バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲より第1楽章
・ヴィヴァルディ :ヴァイオリン協奏曲イ短調より第1楽章
・ドヴォルザーク:ユーモレスク
・ウェーバー:狩人の合唱
・バッハ:メヌエット第2番
・アレグロ、ロングロングアゴー
・むすんでひらいて、こぎつね
・キラキラ星変奏曲
生徒たちは、
小1女の子『音が空に飛んでいくようで気持ちよかった。鳩のお客さんもいた』
小3女の子『おじいちゃん、おばあちゃんが聴きに来てくれて、いい姿勢で弾こうとがんばった』
小4男の子『大きな荷物を持った旅行の人もいて、長野にようこそ!という気持ちで演奏できた』
と、それぞれ初めての経験を楽しんだようです。
 今回の経験から、音楽が人に活力を与え、楽しませる力があることを学んでもらえたら嬉しいなと思います。
 
 当日の様子が夕方の「news every」で放映されました。YouTubeで数日間は見ることができましたが、現在は見ることができないようです。
 
 全国の皆さん、2022年4月3日(日)〜6月29日(水)の善光寺御開帳期間には、ぜひ長野へ足をお運びください♪
 長野支部指導者、生徒一同お待ちしております♪
 
甲信地区ヴァイオリン科指導者 宮下朱里