子どもたちが、スズキをアピール! ARK Hills Music Week 2024に出演

 
  今年で14回目となった「ARK Hills Music Week」は、 9月27日(金)〜10月6日(日)までの10日間にわたり開催され、いまや芸術の秋の恒例イベントとなった街の音楽祭です。サントリーホールやアーク・カラヤン広場をはじめ、周辺エリアの大使館や美術館、飲食店など、多彩な会場で、街全体が音楽にあふれ、気軽に“上質な音楽”に出会えるとあって、さまざまなコンサートやイベントが企画されていました。今年は、アークヒルズエリア内6ヵ所にストリートピアノが配置されたり、「ARKクラシックス」と題された無料ビューイングでは、スズキ出身のヴァイオリニスト、三浦文彰さんと世界的ピアニストの辻井伸行さんをアーティスティック・リーダーに迎えての映像上映なども行なわれていました。

 関東地区でスズキ・メソードを学ぶ子どもたちにとっては、この会場での演奏は、コロナ禍以降では3年連続。最終日の10月6日(日)11時からの25分間の「アーク・カラヤン広場」に集まった家族連れの皆様、約100名の観客を前にしての野外演奏でしたが、小さな子どもさんたちからも大きな拍手をいただき、素敵な1日となりました。
 
 
 
演奏曲目は以下の通りです。

1.(ヴァイオリン科)ヴィヴァルディ:協奏曲 イ短調 第1楽章
2.(チェロ科)ドヴォルザーク:ユーモレスク
3.(フルート科)ベイリー:ロングロングアゴー

以降は、全員で演奏しました。 
4.シューマン: 二人のてき弾兵
5.ウェーバー:狩人の合唱
6.鈴木鎮一 :アレグロ
7.外国民謡:こぎつね
8.鈴木鎮一:キラキラ星変奏曲より

 

  リハーサル時から本番まで、外国からの旅行者と思われる方が何人か足をとめてお聴きになられていました。中には、シドニーのスズキでチェロを学ぶお嬢さんと、やはりスズキでヴァイオリンを習われたという母親の親子も熱心にご覧いただきました。

 本会公式パンフレットを配布したところ、多くの方がその場で開いてお読みになっていました。配布スタッフが関東地区で作製したウインドブレーカーを着用していたため、問い合わせたいことのある方が声をかけやすかったようです。
 
 嬉しいことに、レッスンに興味があり、近くにある教室を訪ねてこられた方もいらっしゃいました。また、後方ステージで行なわれていたイベントからも、スズキの子どもたちの音を聴き、流れていらした方が何組かありました。

 当日のダイジェスト映像もご覧ください。
 →当日のダイジェスト映像


 

参加した皆さんからの感想です。

 
松永クラス(Vn)山本弘毅(参加生徒)
 緊張したけれど、他の楽器と合奏ができて楽しかったです。ヴァイオリンだけの時よりも音に深みがありました。外で演奏すると、想像していたよりも響かなかったけれど、気持ちよかったです。
 
松永クラス(Vn) 山本慶子(母)
 緊張しながらも楽しみにしている息子に、前回参加させていただいた時よりも頼もしさを感じました。自分の演奏を録音して確認したり、集中して練習する姿に成長を感じます。素晴らしい機会をいただき、ありがとうございました。
 
石戸クラス(Vn) 小林碧生(参加生徒)
 僕は今年2回目の参加でした。観客の前で演奏するのは2度目でも、やっぱり緊張しました。ヴィヴァルディの「a-moll」は今までの発表会で何度も弾いてきたので、今回も楽しく弾けました。合奏では「二人のてき弾兵」がチェロとフルートの音が良く聴こえて、一緒に弾いていて爽快でした。短い時間でしたが楽しい体験でした。ありがとうございました。
 
石戸クラス(Vn) 小林洋子(母)
 今年もアークヒルズ音楽祭に息子が参加させていただきました。音楽祭というアカデミックな場、いつもとは違う屋外での演奏で、最初子どもたちは少しそわそわとした様子でしたが、ひとたび演奏が始まってしまえば、そこにはいつもの美しいスズキの音楽がありました。いろいろなお教室から集まった子どもたちが集まって、すぐにしっかりと合奏できてしまう、これはやはり日頃の練習の賜物だと今年も感動いたしました。聴いてくださっていた方たちも演奏に聴き入り、たくさんの拍手をくださいました。小さなお子さんが舞台に乗り出すように聴いている様子も印象的でした。息子にとってはまたとない素晴らしい経験になりました。このような機会を与えてくださり、ご指導いただいた先生方に、心から感謝申し上げます。
 
河地クラス(Vc) 野口創司(参加生徒 6歳、小1)
 建物の中ではなく、外でチェロを弾いたのは初めてです。広い場所でみんなと一緒に弾けたのが楽しくて気持ち良くて、ハッピーでした。家でたくさん練習して行ったけど、0.1ミリくらい緊張しました。
 
金井クラス(Fl) 山田眞子(母)
 昨年小1からフルートを始めた娘が、今回初めて六本木のアークヒルズ音楽週間に参加しました。朝からドキドキしていた娘でしたがフルート科はアットホームで、夏期学校でお会いしたお友達とも再会でき楽しい時間となったようです。野外の演奏も新鮮だったようで、来年の参加がレッスンのモチベーションに繋がっているようです。バイオリンとチェロも流石の迫力で、短い時間ではありましたが、母の私もとても楽しむことができました。