幼児教育研究会が、3年間にわたる「愛に生きる」の研究をスタート!

 
 8月9日(土)にオンラインで開催されたスズキ・メソード幼児教育研究会の夏期研修会。テーマは「愛に生きる」でした。その内容は、マンスリースズキ9月号でお知らせしました。
→マンスリースズキ9月号の記事
 

 午後の分科会では、Zoomのブレイクアウトルーム機能を使った分科会が行なわれました。今年の分科会は、「愛に生きる」225ページを章ごとに6つに分け、6つのグループを設定。参加された各園の保育士さんたちが、あらかじめ決められたグループに参加し、読み込んできた章の内容について、意見交換をしました。グループ分けは以下の通りでした。

第1班:まえがき・はじめに・第1章
第2班:第2章
第3班:第3章
第4班:第4章
第5班:第5章・第6章
第6班:第7章・第8章・あとがき
 
その時の視点として以下の4項目がありました。
①これってどういう意味だろう?
②これってホントなのだろうか?
③これは同感だ!
④園生活で、あるある!
 
 これらの切り口で意見を出し合うというスタイルが採用されました。各園がミックスされたグループ分けになっているため、お互いの園の違いなども紹介しながらなど、互いに学び合う場面が数多くみられました。園長先生たちは、それぞれの分科会に入室・退室を繰り返しながら、それぞれの活発な意見交換を見守ることができました。
 
 その内容が、幼児教育研究会加盟園の双葉中央こども園様(大分県中津市)によって、このたび詳細に文字起こしされましたので、ここで紹介します。名著「愛に生きる」を今を生きる保育の現場の若い先生方が具体的にどう読み込み、考え、ご自身の保育のあり方に照らし合わせて意見交換されたのか、よくわかる内容になっています。

→250809bunkakai.pdf
 
 その後、9月25日(木)に開催された幼児教育研究会のZoom園長会では、こうした内容をもとに、さらに「愛に生きる」を今年を含めて3年間研究し、鈴木鎮一先生の哲学とその教えの真髄を、さらに深掘りをしていくことを採択。並々ならぬ研究熱心な姿に、頭が下がる思いです。