「お別れコンサート」が開催された第74回夏期学校4日目。
ヴァイオリン科・チェロ科・フルート科は最後の総仕上げです。

 
 7月31日にスタートしたヴァイオリン科・チェロ科・フルート科は8月3日が最終日。キッセイ文化ホール大ホールでの「お別れコンサート」に向けて、朝から各練習会場で、各科のグループレッスンや弦楽AとBの仕上げが行なわれました。初日に比べて、4日間の成果が確実に現れていて、立派な音に仕上がってゆくのですから、夏期学校の効果はたいしたものです。
 
 Day4  8月3日(日)
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 午後1時からの「お別れコンサート」は、まず弦楽Bの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の第1、4楽章からスタートしました。指揮は木曽原基道先生。軽やかなモーツァルトの調べが心地よいです。そして弦楽Aは「シンプルシンフォニー」の第1、4楽章。指揮は山同直樹先生。この曲のキビキビした曲想とリズミカルな表現で、とてもいい演奏でした。
 続いて、チェロ科・フルート科・ヴァイオリン科の斉奏が続き、最後は参加合同のフィナーレでした。ここでサプライズとして、それまで身を乗り出してご覧いただいていた特別講師の竹澤恭子先生、荻原尚子先生、宮前丈明先生が子どもたちと一緒に「狩人の合唱」から「キラキラ星変奏曲」まで5曲を一緒に演奏してくださいました。
 
 実は、この時間、同時進行で、才能教育会館ホールでは、「ピアノ科オープニングコンサート」が開催され、19名の国内外の生徒たちの演奏が披露されていました。
 
 

 キッセイ文化ホール大ホールでの「お別れコンサート」が終了すると、そのまま閉校式が開催されました。東 誠三会長をはじめとした特別講師の先生方、そして臼井紳二実行委員長から、「来年もまた元気で会いましょう」とエールをいただきました。また、夏期学校大会委員長の寺田義彦先生からは、第55回グランドコンサートが2026年3月27日(金)に東京で開催されること、そして第75回夏期学校が、ヴァイオリン科・チェロ科・フルート科については、2026年7月29日〜8月1日にかけて開催予定であること、またピアノ科の開催日程については、後日発表されることが伝えられました。エンディングは、指導者たちによる鈴木鎮一先生作曲「子どもの幸を」。味わい深いしっとりとした調べが会場に響き、お開きとなりました。
 
 ピアノ科は、夕方5時半から、前期高等科卒業以上の生徒に対する東先生によるレクチャーが才能教育会館ホールでありました。実際にグランドピアノを触りながら、東先生の弾かれる「熱情ソナタ」の響きを確認したり、音のつながりの表現法などを学びました。