あっという間の最終日です!

市民タイムス(8月1日)の記事

速報!朝から夏らしい青空が広がった
3日目。「鈴木先生の映像」に続いて、特設スタジオからの早野会長の挨拶では、7月16日に 放送されたNHK「チコちゃんに叱られる!」の「運動神経がいいってなに?」が話題になりました。チコちゃんの回答は「運動神経がいいとは、生まれもった才能ではなく、繰り返し練習したおかげ」というもので、最近のスポーツ科学でも「自分のイメージ通りに体を動かせること、反復練習、そして成功体験によって、適切な神経回路を作ることができる」と明言。運動神経が良くなるポイントは、①うまい人の動きを真似する、②うまくいった動きは繰り返し続ける、③練習中の自分を客観的に見るというもの。番組ADが様々な運動に挑戦する様子を折り込みながらの映像は、笑いも誘う内容でした。早野会長は「なんとなく思い当たる節があるでしょう。皆さんも毎日楽器を練習し、イメージ通りに弾けるように脳に指令を出す練習を繰り返しています。オリンピックで素晴らしい記録が出ていますが、あれは特殊な人たちではなく、毎日きちんと練習を繰り返して、高い目標を持って、磨き上げてきた結果です」とお話しされました。夏期学校最終日にふさわしい「エール」をいただきました。

 最終日も、各科ごとの教室別レッスンやグループレッスン、マスタークラスも行なわれました。ピアノ科は、特別講師の東 誠三先生と臼井文代先生による「レクチャー」や「卒業曲練習③④⑤⑥」で具体的なポイントとなる部分を学ぶことができました。
 
 あっという間の3日間でした。オンラインでありながら、多彩なプログラムをお届けした今回の夏期学校。いつもの夏期学校らしい構成を踏襲しつつも、特別講師の皆さんと実行委員会と多くの指導者の先生方によって様々な工夫を凝らしての展開となりました。
 

新型コロナ抗原検査キット

 感染対策にも十分に配慮したことは言うまでもありません。動画収録をした各会場でのマスク着用、体温の管理、こまめな手指の消毒、換気対策、ソーシャルディスタンスの確保を始め、松本の才能教育会館にライブ配信のために集まった全員については、毎朝、抗原検査キットで全員が陰性であることも確認しての開催でした。

 
 こうして、閉校式に至るまで、すべてが手作りの中で行なわれましたが、昨年の「おうち夏祭り」を経て、3日間の夏期学校にまで拡大することができたのも、生徒さんたち皆様の学ぶ姿に支えられたからです。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

教室別レッスン・グループレッスン(9:00-16:45)

参加生徒と指導者がZoomでつながり、レッスンを受けたり、才能教育会館であらかじめ収録された映像と一緒に、画面越しにグループレッスンを受けるなどの工夫がありました。(写真は一部です。後日、追加します)

期間中に常時配信されたプログラム

 
 今回のプログラムには、日時を定めずに常時配信されたものもありました。
・開校式
・鈴木鎮一先生の映像
・朝のご挨拶
・フレンズコンサート
・フルート科50周年記念動画「50組を繋ぐきらきら星変奏曲」
・ピアノ科コンサート
・全科生徒質問コーナー
・誠三の部屋(最終日のお昼、東先生が出演されました)
・閉校式
これらは、8月31日までアーカイブ配信されていますので、夏期学校に参加登録された会員の皆様には、この夏、じっくりとそれぞれを楽しむことができます。

50組で繋ぐきらきら星変奏曲

全科生徒質問コーナー

ピアノ科コンサート

閉校式後に早野会長、夏期学校実行委員会の皆さんと事務局、そしてマスタークラスを終えたばかりの宮前丈明先生で記念撮影! 感染対策のため、才能教育会館に来られなかった3名の実行委員は、自宅から強力にサポートしました