チェロ科の生徒さんたちが、春休みに東京でキャンプ!

 
 スズキ・チェロ科の若手指導者たちによる第1回スズキチェロキャンプが、東京北区にある「北とぴあ」の眺めのいい「カナリヤホール」などを使い、4月1日〜2日の2日間にわたって開催されました。マンスリースズキでは、グループレッスンやお楽しみイベントなど2日間を速報でお知らせします。
 

 キャンプといっても、テントに泊まって、BBQをするわけではありません。夏期学校ならぬ春期学校のような感じで、グループレッスンや3つ(1巻のクラス・2〜4巻のクラス・5巻以上のクラス)に分かれてのクラス別レッスン、さらにはチェロアンサンブルを2日間みっちりみんなで楽しみました。スケジュールにもある通り、1日目にはレクリエーションタイムでクイズゲームをしながら、互いの親睦を深め合うなど、お楽しみ要素もいっぱい。2日目の最後の成果発表会では、チェロキャンプの総仕上げを保護者の皆様にご披露し、たくさんの拍手をいただきました。

 企画されたのは、チェロ科の若手指導者たち有志。札幌から参加の山田慶一先生、長野の塚尾桃子先生、東京の名越菜々子先生、鈴木佳都紗先生、大阪の原 力海先生、福岡の喜多川悠先生、そしてこれから指導者を目指す鈴木真柚子先生の7人。ピアノ科指導者の鈴木雅之先生も成果発表会に合流され、それぞれが役割と担当を分担しながら、2日間を盛り立ててくださったのです。
 
 取り急ぎ、写真を先にアップし、速報します。
 

1日目 4月1日(月)

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 指導される先生方の自己紹介から始まりました。その紹介の中には、グループレッスン後のレクリエーションタイムで出題されたクイズのヒントが入っていたりするなど、なかなかの伏線ぶり。細かいところに、いろいろなアイデアが工夫されていました。
 
 原 力海先生のグループレッスンは、弓の持ち方のレッスンから。弓の使う場所を考えてみたり、教室で実践されることの多い「シャクトリムシ」(編集部はそのように呼んでいます)遊びもありました。右手で弓を上下に移動する競争です。「すぐに起立」「すぐに座る」などでもワァワァ言いながら。みんなでやるから、楽しいし、面白いのです。「キラキラ星変奏曲」の後の「アレグロ」では、休符の合わせ方もポイントに。上級生が並ぶ4列目から順に1列目まで。グループレッスンならではの光景です。「こぎつね」では、移弦のむずかしいところの一人弾きもありました。
 
 バトンタッチして、山田慶一先生に。途中、「アレグレットを作った人は誰?」というクイズもありました。答えの「鈴木鎮一先生」が当たると、連続して問題が。「鈴木先生は”どの子も育つ 育て方一つ、〇〇のある音をよろしく”と言いました。さてどんな音でしょう?」。う〜ん、難しい問題です。子どもたちからは、チェロの音、楽器の音、いい音などなど。正解は「命ある音」でした。難しいけれど、納得します。「リゴードン」では、「シドレ、シドレ〜は顔を上げて弾こう」という注文も。「狩人の合唱」では、「先生のいる北海道では、先日、目の前をクマが通りましたよ」というエピソードも披露されていました。
 

 続くレクリエーションタイムは、鈴木佳都紗先生の進行で、7人ずつ5グループに分かれ、クイズ対抗合戦です。この日初めて会ったメンバー同士で協力してクイズに答えます。ただし、各グループは、新聞紙の上に立っていて、間違えると新聞紙の面積が半分になるというもの。そのため上級生が小さい子たちをおぶったりするなど、なかなかの見せ場続き。次のような問題が並びました(抜粋)。
①山田慶一先生は北海道の先生ですが、出身地はつぎのどこでしょう?
  ・北海道  ・長野県  ・愛知県  →正解は、長野県
②名越菜々子先生が飼っているペットは次のどれでしょう?
  ・いぬ   ・ねこ   ・かめ   →正解は、かめ
③原 力海先生の特技は、次のどれでしょう?
  ・けん玉  ・たけうま ・マジック →正解は、けん玉
④チェロ科指導曲集第1巻に、鈴木先生作曲は何曲ある?
  ・5曲   ・6曲   ・7曲   →正解は、7曲
⑤今日の会場の最寄駅は王子駅です。王子は何の花で有名ですか?
  ・さくら  ・うめ   ・つつじ  →正解は、さくら
⑥王子駅のマスコットキャラクターは、次のどれでしょう?
  →正解は、山田慶一先生の提示しているキャラクター
など。新聞紙がどんどん小さくなったグループもあるなど、とても盛り上がりました。
 
 グループ別レッスンでは、北とぴあのいろいろな部屋を使い、2人ずつの先生が担当し、レベルに合った曲をレッスン。宝くじカードを使ったり、特別なビブラートを研究したり、こちらも充実した内容が続きました。
 
 この日の最後は、チェロアンサンブル。喜多川悠先生の指導でヘンデルの「パッサカリア」に挑戦です。原曲はヘンデルのハープシコード組曲第7番 HWV432の第6曲「パッサカリア」ですが、ノルウェーの作曲家ハルヴォルセンの編曲でヴァイオリン+ヴィオラ、あるいはヴァイオリン+チェロのデュオで演奏する超絶技巧曲として知られています。この作品を「ベルリンフィルの12人のチェリストたち」とも深い親交のあったチェリストの八十嶋龍三さんが、チェロ4声のために編曲したのが、この日のバージョンでした。今やチェロアンサンブルの定番曲です。4小節単位で部分練習しながら、各パートの動きを互いに意識し合うことの大切さを学びました。音量やニュアンスなど、細やかな部分にも言及されていました。
 
 といった具合に、初日終了。また、明日の再会を!で解散です。
 

2日目 4月2日(火)

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 2日目は、前夜のチェロアンサンブルの続きからスタート。「冒頭のPesante(重々しく、重量感のある)をテンポを守りつつ、重々しく弾こう」と喜多川先生。この日は、音楽用語の確認も重要なポイントになりました。espressivo、Dolce、Calore、Calmato、Lamentoso、Maestosoなどいっぱいありました。「頭の隅に意味を置いて表現しよう」と先生。コンサートマスターを見ながらの演奏の必要性も学びました。
 
 続いて、クラス別レッスン。「キラキラ星変奏曲」を配布されたカードに書かれている形容詞に合わせて一人ずつ弾いて、それを他のみんながその形容詞を当てる、というユニークなレッスンもありました。「おもい」とあったら、重いイメージのキラキラ星を弾くわけです。表現力もつくし、当てるみんなも想像力が全開になります。「フランス民謡」では、弓をできるだけ長く保つ大会もありました。上級生のクラスでは、最後の成果発表で、ヴィヴァルディのソナタ第2楽章と「白鳥」を演奏することに決定。
 
 それぞれで昼食休憩をたっぷりとってから、午後からは最後のグループレッスン。ピアノ科指導者の鈴木雅之先生も新たに参加されました。左側に置いているチェロを静かに早く構えるレッスンや、「リスみたいに背中丸めない」などの指摘が続きました。ボウイングで音を狙った方向に飛ばす練習も。
 
 そして成果発表会です。チェロアンサンブルを皮切りに、5巻以上の上級生の演奏では、ヴィヴァルディのソナタの最初の食いつきが特に素晴らしい仕上がりでした。そして2巻〜4巻の生徒、1巻の生徒の皆さんの立派な演奏が続きました。
 
 短い2日間でしたが、生徒さんたちにとっては実りの多いチェロキャンプになりました。熱心に見守られた保護者の皆様も十分に楽しまれていました。そして、こうして若い指導者たちの自主的な企画が、どんどん生まれるといいなぁと思いましたし、互いのグループレッスンやクラス別レッスンでの進行の仕方など、指導者にとっても学び合いの場になりました。次回が楽しみです。

"夏期学校効果"が春にも来た感覚です。

関西地区チェロ科指導者 原 力海

 
 今回のチェロキャンプは生徒さんや親御さんから大変好評をいただいて、その反響の多さに驚いています。同時にこのキャンプは、私たち指導者のためでもありました。
 
 話は新型コロナウィルスのパンデミックに遡ります。
 普段のレッスンのみならず、夏期学校や指導者研究会といった年に数回しかない生徒や指導者の交流の場が途絶えることになりまZoomでのオンライン研究会を、チェロの若い指導者で始めました。あの当時全国で様々なグループが同じようにオンラインの活動していたと思います。
 
 2年くらい継続していましたが、ようやく対面での研究会や夏期学校が再開され、このオンラインのグループ活動も一旦は終了となりました。ここからもう一歩踏み込んで合同の合宿をしてみたら面白いかもしれないと思い、メンバーに相談をしたのが今回のチェロキャンプのきっかけになります。
 
 自身の反省ですが、自分のクラスだけを見ているとどうも視野が狭くなっていきます。私たちはスズキで育ち、指導者になった世代です。スズキの中にいたが故に、今一度指導について深めていくことが難しい面もあります。わかっているつもりというのが往々にしてあります。自発的に勉強会のような活動ができれば良いと、常日頃思っていました。
 
 キャンプ2日間、生徒たちは集中してそれぞれのレッスンに参加していました。そして最後の成果発表会の演奏に、会場の皆が驚きました。短期間でこんなにも音が変わるのかと。生徒たちも普段と違う環境が大いに刺激になったようで、帰ってきてからのレッスンでも個々人の変化を感じます。
 
 "夏期学校効果"が春にも来た感覚です。
 参加してくださった生徒の皆さんありがとうございました。またやりましょう!そして何より一緒になって企画、運営してくれた6人の先生方、北から山田慶一先生、塚尾桃子先生、名越菜々子先生、鈴木佳都紗先生、鈴木真柚子先生、喜多川悠先生、ありがとうございました。

参加した皆さんの声①

 
 東京の名越菜々子先生のクラスで参加された皆様からの声が届きましたので、早速紹介しましょう。
 

【年中 G君お母様】
 「みんなでチェロ弾くの楽しかった〜」と言っていました。家に帰っても「アレグロ」を弾きたい!と朝から練習していました。グループレッスンの醍醐味をさらに味わったようです。
 先生方の溢れるエネルギー、教え方も子どもに寄り添っていてわかりやすく、何より楽しく、先生も一緒になって面白がってくださっている様子がとても見ている方も気持ちが良かったです。
 作ってくださる雰囲気のおかげで子どもたちもリラックスしていて、だからこそ出てくる音の幅を感じました。スズキ・メソードのチェロの未来は明るいなぁと感じます。

 

【小4 E君】
 いろいろな曲を弾けたり、聴けたりしたのがよかったです。「メヌエット第3番」を忘れかけていたけど、思い出せてよかったです。お兄さんたちの曲がかっこよかったです。弾いてみたいと思いました。

 

【中3 Hさん】
 2日間ありがとうございました。
 様々な地域の方と対面できて、とてもいい経験になりました。アンサンブルに参加できたことが中でも1番印象深い思い出でした。普段習わない先生に習うことができたり、進捗具合の似通った他地域の生徒と関われたりすることは、そう頻繁にあることではありません。このような貴重な場を経験できて良かったです。またお会いする機会があればどうぞよろしくお願いします。

 

【Hさんお母様】
 2日間ありがとうございました。
 様々な試みに振り返りに大忙しでしたが、それでも普段以上に時間がありましたので、じっくりと向き合いしっかりと音に現れていたと思います。グループでのレッスンの醍醐味は合わせることと他の方の音を聴くこと。目を向け、耳を傾け、習得していく過程はなんと有意義な時間でしょうか。すぐに形に現れることもあれば、いつかその点が線になることもあるでしょう。これからも努力を惜しまずチャレンジをして前に進んでいけたらと願っています。

参加した皆さんの声②

 
 長野の塚尾桃子先生のクラスで参加された皆様からの声が届きましたので、早速紹介しましょう。
 

【中1 男子】
 2日間、たくさんの先生方と仲間たちとチェロを弾いて、とても楽しかったです。 「パッサカリア」、みんなと格好良く弾けて、自分でも良かったと思いました。上級生の先輩がすごく上手で、格好良く弾いていて、僕もそんな風に弾けるようになりたいと思いました。 2日間、先生方に楽しく面白く教えていただき、とても勉強になりました。ありがとうございました!これからもがんばります!!

 

【中1 男子 母】
 チェロを背負って新宿駅を歩いてる後ろ姿に「ここまでがんばって続けられるとは、、(涙)」と、感動しました(笑)。 頼もしくなった、、かな? って。 あと、札幌からきた塩尻出身のお母様と地元の話で盛り上がったりと、そんなところもとっても楽しかったです。参加させていただき、本当に良かった!!と、親子の感想です。

 

【5歳男子 母】
 大変お世話になり、ありがとうございました! グループレッスンならではの緊張感や、年上の生徒さんのお手本感、初めて会う先生たち、すべてが新鮮でとても楽しかったです。チェロを弾くのがあたりまえというのは、日常生活ではなかなか実現できない環境で、 息子は自分だけがやらされていると思っていたようですが、キャンプですっかりと認識が変わったみたいです。同年代のお友だちもできて、また夏期学校で会えるよう、練習したいと言っています。

 

【7歳男子 母】
 たくさんチェロを弾いたり、ゲームがあったりして楽しかった!いろんな先生のレッスンが受けられておもしろかったです。 まだ夏期学校を経験したことのない息子にとって、全国各地から来たたくさんのお友だちと一緒にチェロを弾けたことは、とても刺激的だったと思います。また、師事している先生以外の先生から指導を受けたのも初めてでしたので、同じ曲でもちがう発見があったり、他の練習方法を知ることができたりして、親子ともども学びの多い2日間でした。これからのお稽古に生かしていきたいと思います。

参加した皆さんの声③

 
 大阪の原 力海先生のクラスで参加された皆様からの声が届きましたので、早速紹介しましょう。
 

I君 母】
 親子とも、初めてチェロを担いで、新幹線と電車を乗り継いで、合宿に参加しました。見知らぬ土地にチェロを持って勉強しに行くことに不安しかなかった母ですが、合宿を終えて得たものは多かったです。
 先生方が企画してくださったレッスンやレクリエーションを通して、少しずつお友だちと打ち解け、解散する頃には別れを惜しむ子どもたちの姿を見て、音楽を通して新しいお友だちと関わっていけることの楽しみを体験させてあげられたことは、疲労困憊でしたが、参加させて良かったと思いました。
 先生方の熱意に感謝が止まらないキャンプでした。またこのような機会があれば、参加したいと思います。ありがとうございました。

 

I君 本人
 全部楽しかった。特に、チームのお友だちと相談しながらクイズを解くレクリエーションが楽しかった。

 

I君 保護者
 先生方は、生徒一人ひとりにあたたかく丁寧に接してくださっていました。このような環境、体験こそが、息子がチェロが大好きと言う理由の一つだなと改めて感じました。
 チェロキャンプならではの規模で(普段の合奏よりは規模が多く、夏期学校よりは規模が小さい)、子どもたちも集中してお稽古しやすかったのではないかと思います。最終日の成果発表では、チェロの音が一つになり力強く響いていました。
 クラス別レッスンでは、担当の先生や先輩方と一緒に今取り組んでいる曲に挑戦しました。先生のアドバイスを自分のものにして弾こうとしているのを翌日のお稽古から感じているところです。
 また 練習の合間に、飛鳥山公園で一緒に遊んだり食事をしたりと、チェロを通じて出会ったお友だちと交流を深めることができたのもよかったことの一つです。
 本当にありがとうございました。

 

I君 母 チェロを始めたのがコロナ禍だったこともあり、こうしたイベントに参加できたのは初めてでした。
 ふだんのグループレッスンの2時間ほどでも途中で眠たくなったりするのに、長時間かつ2日間チェロを弾くなんて大丈夫かしら…と内心心配しておりましたが、いざ始まってみると、周りのお友だちに刺激を受けながら終始楽しそうにレッスンを受けている息子の姿がありました。
 どのお教室の先生方も子どもたちの秘めた力を巧みに引き出してくださり、1日目の最初に弾いた「キラキラ星」の音と2日目の成果発表の「キラキラ星」の音の違いが歴然としていたのが印象的です。「いのちある音」とは何かを言葉で言わずとも、体感できたのではと思います。
 親子ともに学びが多く充実した時間を過ごすことができ、今回チェロキャンプに参加できて本当に良かったです。全国のお友だちとお互い成長した姿で再会できるよう、毎日のお稽古を急がず、休まず、これからも積み重ねていきたいと思います。
諸先生方、2日間のご指導、ありがとうございました。

 

Oさん 母
 チェロ漬けの楽しい2日間、お友だちと音を重ね合う楽しさが子どもたちにとって力になることを実感しました。
 先生方のご指導はとても楽しくかつ的確で、親にとっても「こう声をかけてあげたらいいのか」と、大変勉強になりました。
 子どもたちにとって、きっと「楽しい」ばかりではないであろう毎日のお稽古に、即物的な飴ちゃんではない、お稽古をがんばればいい音が出せる、お友だちと楽しく演奏ができる、という本物のご褒美をくださってありがとうございます!

 

K君 母
今回のチェロキャンプでは、他の教室の生徒さんや保護者の方と交流できたことに加えて、同じ教室のお友だちとも、いつも以上に関わりを持つことができて嬉しく思っています。この2日間は、親子ともに貴重な機会になりました。

 

H君 母
今回、第1回スズキチェロキャンプに参加させていただき、夏期学校とはまた違った雰囲気を味わいながら、親子ともに充実した楽しい2日間を過ごさせていただきました。
全国のチェロ科の先生方や生徒さんとお稽古を通して交流ができたことは、息子の日々の練習の励みにもなり、夏期学校やどこかで会える楽しみにもつながって、とても良かったと思います。
またチェロだけのアンサンブルは、息子にとって大変貴重な経験となりました。帰宅後、疲れているにも関わらず、自らチェロを取り出してアンサンブルの曲を弾きながら余韻に浸っている姿を見て、何かを感じてきたのだなあと成長を嬉しく思いました。
このたび、このような機会を企画してくださり、お忙しい中ご準備とご指導くださった先生方に心から感謝いたします。次のキャンプを楽しみにしております。

 

Oさん 本人
今回のキャンプは、初めは緊張したけれど、しばらくやっていくと、他の人たちと弾くことが楽しくて、普段の合奏では味わえない空気を体験することができました。いろいろな先生のやり方のレッスンが受けられて、すごく新鮮でした。

 

Oさん 母
小さなお友だちしか参加してないんじゃないかなと思ってたのですが、娘と同じ年頃の子たちもいたので、本人のモチベーションが上がりました。みんなと一緒に弾くのが好きなので、参加して良かったです。

参加した皆さんの声④

 
 北海道の山田慶一先生のクラスで参加された皆様からの声が届きましたので、早速紹介しましょう。
 

高2 K.Oくん 本人
 今回のチェロキャンプを受けて、日頃会うことのない生徒の皆様、先生方との関わりはとても有意義なものでした。一人ひとりの個性や習熟度の違いはあっても、お互いを支え合い、練習できる環境はとても居心地が良かったです。

 

高2 K.Oくん お母様
 私が今回参加させていただいた目的は、2日間でたくさんの先生に習うことができる。そして他の教室の方々と弾ける貴重な体験でした。
 山田先生はご存知ですが、うちの子は練習もあまり…教室のアンサンブルにも参加させていただいておりますが、人の影に隠れて音を出す後ろ向きなタイプです。ですので目標設定を低くして、『参加すること』としました。
 帰りの空港までの道すがら、他の教室の先生に教わった話で盛り上がりました。アンサンブルの話をしていて、息子から『参加させてもらって良かった』と言われました。親としてはこの一言で十分です。
 チェロ・アンサンブルのレッスンも、教室での人数の倍以上います。このような体験ができて、私自身来て良かった。と思って見ていました。
 グループレッスンをして、「他の方の音を聴く」というのは、自宅や個人レッスンでは得られない貴重な時間で、スズキ・メソードの醍醐味だと改めて感じました。
 小さな子たちが目をキラキラさせてレッスンを受けている姿を見て、癒され、エネルギーをもらいました。素敵な2日間を過ごさせていただき、企画してくださった先生方々に感謝申し上げます。

 

小2 T.Hくん お母様
 普段とは違う先生方にご指導いただき、良い刺激となり、日常生活でもチェロキャンプで教えていただいたことを思い出して行動しています。レッスンや練習時だけでなく、日常生活にも自然とチェロを感じられるようになりました。
 会場では感じられませんでしたが、その後のレッスンで音が良くなっていると褒められて、子どもも嬉しそうにしていました。
 お忙しいところ企画して開催してくださいまして、ありがとうございました。

 

小4 T.Kくん 本人 いろいろな曲がひけて楽しかったです。他の教室と交流することはなかなかないので、貴重な経験ができました。最後に先輩たちがひいた「白鳥」がとてもきれいでした。ぼくも早くひいてみたいと思いました。

 

小2 O.Tさん お母様 2日間、全国から集まった年齢幅広い生徒さんたちと一緒にレッスンを受けることができて、娘はとても楽しかったようです。
 複数の先生方からご指導いただけて、普段とはまた違った良い緊張感を保ってレッスンに集中できていたように思います。
 現在、教室では、自分より年齢の小さいお子さんがいないため、自分が演奏するところを小さな子たちが間近で見ている状況は初めてでした。保護者席から見ていると、少し、顔つきも弾き方も気を引き締めているように見え、微笑ましく思いました。本人は少しくすぐったい気持ちで弾いていたそうです。
 また、お兄さんお姉さんたち上級生の、迫力ある厚みのある響きや、繊細な表現など、いろいろな音に刺激を受けていました。チェロアンサンブルも大変素晴らしくて、自分もやってみたいと憧れを強くしています!
 強いて言えばの希望ですが…2~4巻クラス、少々時間が慌ただしい感じでしたので、もう少し時間を長く取れるか、もう1コマほどレッスンがあるとさらに良かったかなと感じました。
 お忙しいなか、このような貴重な機会を企画・実現してくださった先生方、本当にありがとうございました。第2回も今から楽しみにしておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。