盛りだくさんのプログラムで、充実した4日間となった
2016年全国指導者研究会
昨年から、松本市での開催となった全国指導者研究会。鈴木先生が大切にされてこられた「より良き指導のための研究する場」として、今なお指導者たちの思いは強く、今年も6月6日(月)〜9日(木)の4日間、まつもと市民芸術館(松本市)、才能教育会館の施設をフルに使って、多彩なプログラムが実践されました。いったいどんなプログラムがあるのでしょう。少しばかり、タイトルをお知らせします。
・鈴木鎮一先生のビデオ
・スズキ教育法研究会「スズキの原点を探る=親、先生、生徒のトライアングルの確立について」
・0〜3歳児コース「現代社会の中で、なぜ、今、0〜3歳児コース教室が必要か」
・公開リハーサル
・自由研究(指導への着想アラカルト など)
・ヴァイオリン科「弓と表現」「卒業録音について」など
・チェロ科「卒業録音を聴く」「指導の研究」など
・フルート科「脳科学とスズキ・メソード」「トナリゼーション」など
・ピアノ科「卒業曲仕上げのポイント」
・荻原尚子先生による講義「クロイツェルのエチュード」
・弦楽器の構造について
・これからの指導者養成について
・研究発表「才能教育の誕生と音の哲学」
・音楽表現法
・その他
これだけのテーマについて、担当される方々の用意周到な準備と、参加される指導者たちの熱意で、毎年のように全国指導者研究会は、熱を帯びます。まさに「真剣学び場」。音楽を通した人間教育を目指すという同じ志を持つ者同士が、様々な切り口でディスカッションし、そこで得られた新しいアイデアや意見をそれぞれの教室に持ち帰り、日々の実践活動に反映されていきます。
きっと今頃は、各教室で先生のエネルギーが、はちきれんばかりに充実していることでしょう。