土屋秀宇先生による基調講演を指導者向けにはZoomで、一般公開向けにはYouTubeを使って配信するなど、2通りの方法を採択。各科特別講師によるプログラムも終日続きました。
一般公開プログラム 基調講演「かけがえのない美しい日本語を守るために」
土屋秀宇先生
2日目は、一般公開プログラムの基調講演でスタートしました。
以下のサイトから、アーカイブ映像として全編をご覧いただけます。
(6月20日現在、アクセス数:3,800回)
→アーカイブ映像
お話の内容は、以下の3部に分かれていました。
第1部 学校では教えてもらえない日本語のひみつ
第2部 日本語たんけん! 〜成り立ちからのぞく漢字のひみつ〜
第3部 国語 それは日本人の魂の宿るところ〜子供たちに伝えたい美しい日本語のしらべ〜
一般公開では、様々な反響をいただきましたのでご紹介しましょう。
・これは面白い!
・日本語を9年勉強してますが、初めてのことばかりで新鮮で、聞いてて楽しいです。日本語を勉強して良かったなと思いました。
・小学校低学年の、ひらがな・漢字の文章は本当に気になっていました。ふりがなふればいいんですよね!
・凄かったです。特に幼児の言葉の生命力に敏感さは2歳の孫で実感していたところで、丁寧に正しい日本語で話していきたいと思いました。土屋先生ありがとうございます。スズキ・メソードの皆様ありがとうございます。
その後、お昼までは以下のプログラムが続きました。
・ヴァイオリン科・フルート科・ピアノ科共通
東 誠三先生による「生徒の自発性を育てる指導とは?」
・チェロ科 特別講師 倉田澄子先生による「模擬卒業検定」(ビデオ審査)
午後からは、以下のプログラムでした。
・ヴァイオリン科 特別講師 竹澤恭子先生による公開レッスン
・チェロ科 特別講師 倉田澄子先生による「教材研究」
・フルート科 会議
・ピアノ科 特別講師 臼井文代先生によるピアノソナタ「悲愴」について
・ピアノ科 特別講師 東誠三先生による「トナリゼーション」
また夕方からは、ヴァイオリン科特別講師の先生方によるライブ配信のディスカッションを展開。日本・ニュージーランド・ドイツを結んだオンラインならではの場となりました。お話の中で、昨年度、初めて担当された卒業録音の検定(モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番、第5番)に対するご感想、ご提言などをいただきました。また、研究会直前にご逝去されたヴァイオリニストの小林健次先生について、小林先生にかつて師事された竹澤先生、江口先生から、思い出をお話しいただきました。
・竹澤恭子先生、江口有香先生、荻原尚子先生による「卒業録音について」