50周年記念誌への反響が続々と届きました!

50周年記念誌(表紙)

 スズキ・メソードのフルート科委員会制作の50周年記念誌は、12月中旬に発行され、関係各方面に年内に配布が終わったところです。さっそく多くの皆様から、嬉しい反響が届きましたので、ご紹介します。
 

指導者から

・髙橋先生のフルート科創設の経緯のお話は、大変興味深く読ませていただきました。(関東地区チェロ科指導者)
・とても内容のある、「深い文章」ばかりです。とても貴重な記念誌となりました。ずっと保存いたします。フルート科の歴史もより深く理解できました。(関東地区ヴァイオリン科指導者)
・70年代、髙橋先生にご指導いただきアンサンブルを基礎から学びフルート科の先生方とご一緒に熱い青春時代を過ごしたことを思い出しました。貴重な楽しい記録の制作、素晴らしいお仕事ですね。大切にします。(甲信地区ヴァイオリン科指導者)              
・モイーズ来日の時にはフルートカルテットでレッスンを受ける機会をいただきましたので思い出いっぱいです。(東海地区チェロ科指導者)                     
・私は髙橋先生が初めて鈴木先生のところへレッスンに来られた時に、たまたまそこ場にいたので、とても懐かしく拝見しました。(東海地区ヴァイオリン科指導者)
・嬉しい贈り物に、さぞ髙橋先生もお喜びと存じます。大切なよきお仕事に感謝です。(東海地区ヴァイオリン科指導者)
・私たちは鈴木先生の思いを常に忘れることなく、これからもスズキを広めていかなければなりませんね。(北海道・東北地区ヴァイオリン科指導者)                        
・記念誌、一気に読んでしまいました。懐かしいお話や言葉、写真。初めて見た写真や知らなかったこと。改めて考えさせられた大切なこと。私はフルート科の皆さんの演奏の1ファンですが、何でみんなの演奏が好きなのか記念誌を読んでわかった気がしました。髙橋先生!鈴木先生とモイーズ先生、宮前先生、先生方や生徒さん達、みんなと出会ってくださってありがとうございます!いつもお見掛けする大人の生徒さん達の習うきっかけや、お話も読めて、身近に感じられて良かったです。私のクラスの生徒さんにも読んでもらいたいです。P8の「思わず涙が込み上げてきます」で思わず涙が込み上げてきました。(ピアノ科指導者)
・大変貴重な資料で、フルート科の歴史を通してスズキのエッセンスを伝えていただいているように感じ、エネルギーをいただいています。宮前先生の奇跡のような能力もスズキで作られたもの、という重みを改めて感じています。(関東地区ヴァイオリン科指導者)
・対談は多くの皆さんに読んでいただきたいですね。鈴木先生の音の指摘は凄いですね。(関東地区ヴァイオリン科指導者)
 

現役会員、OB・OG、保護者から

・宮前先生の偉大さをこの記念誌で初めて知りました。読み応えのある記念誌に感謝しています。(甲信地区フルート科植田クラス 生徒さん)
・懐かしい谷奥先生、そして髙橋先生、鈴木先生、モイーズ先生と世界に広がり、とても素敵な記念冊子ですね。これからさらにじっくり拝読させていただきます。(甲信地区フルート科安間クラス OG)
・冒頭の髙橋先生、宮前先生の対談が興味深いものでした。レッスンの時に高橋先生がお話してくださったことが、文字に起こされ記録として残されたことが一番の感動でした。年表形式の歩みが分かりやすく、またスズキ・フルートがたくさんの方々の人生に大きくかかわってきたことが良くわかりました。(東海地区フルート科矢島クラス OG)
・宮前先生の素晴らしさを改めて感じました。(甲信地区フルート科嘉納クラス 保護者)
・髙橋先生がフルート科を創設された経緯を深く知ることができて、とても嬉しく思います。(甲信地区フルート科嘉納クラス 保護者)
・50年の歩みが詳しく分かりやすく、髙橋先生と宮前先生の対談のお話も大変興味深く拝読しました。(甲信地区フルート科嘉納クラス 保護者)
・いつでも読み返すことができるので嬉しいです。(甲信地区フルート科嘉納クラス 保護者)
・髙橋先生に実際にお会いしたことがないのですが、記念誌を読み、いつかお会いしたいと思いました。(甲信地区フルート科嘉納クラス 保護者)
・髙橋先生の行動力があって今のフルート科があるのだと感動しました。(甲信地区フルート科嘉納クラス 保護者)
・懐かしい写真などがたくさんあり、ゆっくり読むのがとても楽しみです。(甲信地区フルート科嘉納クラス 保護者)
・フルート科がどのようにしてできたのかを知って興味深く感じました。(甲信地区フルート科嘉納クラス 保護者)
・懐かしい方たちの写真や文章が載っていて、とても懐かしいほっこりした気持ちになれました。(関東地区フルート科桂クラス OG)
・モイーズら先人たちが築き残したものが髙橋先生やスズキの先生方を通して自分たちに伝わっていて、これからも繋がれていくと思うと感慨深いものがありました。(関東地区フルート科中田クラス・大学1年生) 
・50周年記念誌は、髙橋先生と宮前先生の対談形式でフルートに対する想いを強く感じられるものとなっていました。さらに今までのスズキの先輩方や実際に教えてくださっている先生方の話は、今後フルートを続けていくことへの意欲を駆り立ててくれるものとなりました。(関東地区フルート科中田クラス・大学4年生)
・その美しい音色に魅了され、日々楽しく演奏できていること、スズキのメンバーであること大変誇りに思います。素晴らしい先生方のこれまでのご尽力と情熱に感動いたしました。(関東地区フルート科中田クラス・大人)
 
・フルート科設立の経緯を興味深く読みました。髙橋先生が単身、アメリカに行かれてモイーズ先生を探されたと知り、驚きました。そういったご苦労の末、フルート科ができて、私も教えを受けることができたのだな、と、感謝とともに感慨深く感じました。(関東地区フルート科宮地クラス OB・OG)
・スペシャル対談はすでに数回読み返し、目先にとらわれず本質を掴めるよう、日常に迷った時にいつでも先生のお言葉を読み返す機会を得ております。たくさんのメッセージもフルート科のアットホームな温かい雰囲気そのもので、楽しく拝読いたしました。(関東地区フルート科中田クラス・保護者)
・記念誌を読んで、まったく知らなかったフルート科の成り立ちを知ることができました。髙橋先生や宮前先生の創設時のお話は大変興味深く、フルートに対する情熱を感じさせられました。娘は自分の写真が載っていたことが嬉しく懐かしい気持ちで振り返ったようでした。(関東地区フルート科中田クラス・保護者)
・髙橋先生と宮前先生の対話の中で、カザルス先生のお話が印象に残りました。演奏では音やテクニックだけでは不十分で、名歌手が歌うように演奏するようにと仰り、そのために、歌い方も学んでおられたことを知りました。気持ちを込めて、感情を伝えなくては、生きた演奏にはならないと感じました。同時に、フルートの練習を通じて、豊かな感情を持ち、人として成長していくこともできると確信しました。(関東地区フルート科中田クラス・保護者)
・貴重な資料の写真が大変興味深く、スズキ・フルート50年の歩みと、スズキ・フルート科への、過去から現在へと続く数えきれないほどの愛情が伝わってくる一冊でした。(関東地区フルート科中田クラス・保護者)
 

記念誌編集担当の指導者による編集後記

 フルート科50周年の記念誌が完成し、皆様にお届けできたことを何よりも嬉しく思っています。髙橋先生、宮前先生の今までの功績、歴史をこの先も正確に伝えていくための貴重な一冊となりました。
 資料のご提供にご協力いただいた本部編集室の勝野様、編集、発刊まで素人の私たちに的確なアドバイスで完成まで導いてくださった新様のお力添えに深く感謝しております。そして、50年の歴史を細部までくまなく記念誌に残すことができたのは、宮地先生のご尽力の賜物と感謝申し上げます。(フルート科委員長 安間由佳)
 
 フルート科創設50周年を迎え、本来なら皆様と一緒に晴れやかな舞台にてスズキの音色に囲まれたコンサートを催したかったです。しかし、コロナ禍によりコンサート企画は断念せざるを得ず、この記念誌企画が始まりました。スズキ・フルートが創設された背景や、その歴史と真髄をコンサート以外の形で皆様へお届けしたいという願いもありました。
 記念誌の編集に携わることで、私自身も新たな発見や歴史の重さを感じることができました。世の中が大きく変わっていく中で、変わらずに残すべきものがあるのだということも実感している所存です。多くの先生方、OB・OGの方々からの心温まるお言葉に、感謝の気持ちでいっぱいです。そして編集に大きく関わってくださいました新 巳喜男さんに心より感謝申し上げます。(編集担当責任者・岩波寿美)
 
 スズキ・メソードフルート科50周年記念誌が無事に発刊されましたこと、感無量です、嬉しいですね。50年という歴史があり、その流れの先の今、ここに携わっていられることに奇跡を感じます。髙橋先生に改めて敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。
 また50年の歴史を丁寧にまとめてくださいました宮地先生、宮前先生のお力にも感謝申し上げます。そして編集のプロ、新さまにも大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。スズキ・メソードフルート科に関わりがあった方々絆が再び強くなることを祈っております。そして今後のスズキ・フルートの発展につながりますようにと願っております。ありがとうございました。(編集委員・桂 綾子)
 
 髙橋利夫先生と宮前丈明先生の対談は国際電話で3回、5時間半にわたり、思い出話に花が咲きました。その録音を文字データに落とした後、これをどのように記事としてまとめるか、何日も何日も考えあぐねました。フルート科50周年の節目に今までを振り返り、次へと何を伝えていくか、何が大事か、そこに焦点を絞っていきました。スズキ・フルートが何故どのように創設されたか、偉大なマルセル・モイーズが80歳を超えて何故2回も来日したか、9歳の宮前丈明くんが、どのようにして2年弱で全課程の曲をマスターしていったか、この対談の中でつまびらかになりました。髙橋先生、宮前先生の秘蔵の歴史的な写真も掲載することができました。
 「50年の歩み」は、211号までの機関誌のすべての目次を確認し、フルートの関係する記事や写真を編集室の勝野さんから全面的なご強力をいただき、掲載することができました。ありがとうございました。また、24ページという限られた誌面の中に多くの情報をデザイン力で見事に編集してくださった新さんに感謝いたします。ほぼ1年がかりでしたが、こうしてまとめることができ、安堵いたしました。(編集委員・宮地若菜)
 

フルート科公式サイトとマンスリースズキ2月号では、
50周年記念誌を電子版で皆様に全ページご覧いただく予定です。
2月1日に、ご期待ください。