「音楽のまち・こもろ 第6回作曲コンクール」審査員特別賞受賞

 

写真をクリックすると、演奏動画をご覧いただけます

 音楽のまち、をテーマに様々な企画が開催されている長野県小諸市。その作曲コンクールも第6回を迎えました。才能教育研究会も、後援として協力しています。

 今年も素晴らしい作品がたくさん集まりました。グランプリ作品は、来年の小諸市内に流れる夕方のサインメロディとして採用されます。
 
 サインメロディの枠にとらわれない作品に、今年から審査員特別賞が設けられました。昨年のグランプリ受賞に続き、チェロ科会員の平木二湖さんが、その審査員特別賞の初受賞となりました。二湖さんの意欲あふれる作品「風の行方(チェロ三重奏)」を動画と楽譜で紹介します。
 
チェロ三重奏のハーモニーをぜひお聴きください。


 
審査員特別賞受賞の平木二湖さんからの一言
 

 こんにちは、甲信地区チェロ科・北沢クラスの平木二湖です。昨年に引き続き、「第6回音楽のまち・こもろ作曲コンクール」に応募しました。そして今年から新しく作られた審査員特別賞をいただくことができました。

 今回は「風の行方」というチェロ3本によるアンサンブル曲を作りました。イメージは、いろいろな風と風が遊んでいる様子を8分の6拍子で表現しました。工夫した点は、3つのパートのハーモニーと風たちの追いかけっこの様子を表すためにフーガ形式を取り入れたところです。重なりあったり、はなれたり、をうまく曲にすることができたと思います。
 
 今、お稽古ではたくさんのことを学んでいるので、来年もどんどんと新しいことに挑戦していきたいと考えています。次の曲は明るくて楽しい曲、少しマイナーな感じも取り入れてみたいです。ありがとうございました。