弦楽器初心者4人の涙と笑いの奮戦記。
「ほぼ日カルテット」は今日も練習をがんばっています。
「ほぼ日刊イトイ新聞」や「ほぼ日手帳」で知られる「ほぼ日」が、なんとグランドコンサートに向けて、「ほぼ日カルテット」を結成。ヴァイオリン2名とチェロ2名がそれぞれの楽器に初挑戦する奮闘記が大変な話題です。
実は、スズキ・メソードの早野龍五会長は、「ほぼ日」の社長、糸井重里さんと、東日本大震災の直後、ツィッターを通じて出会った間柄。すっかり意気投合した二人は、2014年の秋に1冊の文庫本を新潮社から出版しました。それが「知ろうとすること。」です。
この文庫本は、大変な反響を呼びました。科学的に考える力の大切さや、未来に求められる心のありようなど、示唆に富んだ内容です。
2017年3月に東京大学を退官された早野会長は、糸井さんの会社でサイエンスフェローとしても活動されています。その中で生み出されたのが、グランドコンサートを前にして、何か面白いことをやってみようというアイデア。弦楽器は初心者だけど、心意気はある、という「ほぼ日」の乗組員2名と、「ほぼ日」読者2名が、ヴァイオリンとチェロに挑戦。それだけでなく、半年の練習で、4月4日に開催されるグランドコンサートに出演してしまおう! というプロジェクトになりました。名付けけて「ほぼ日カルテット」。
読者モデルも決まり、4人のメンバーのレッスンを担当するスズキ・メソードの指導者も決まりました。ヴァイオリンが藤井美和先生、チェロが寺田義彦先生。スズキ・メソードの御茶ノ水センター教室が使われ、昨年12月からレッスンがスタートしました。その奮闘ぶりは、読み物としても面白いし、何よりも弦楽器初心者のいろいろな気づき、それに呼応して当意即妙に答える先生方の受け答えなど、興味深い内容が綴られています。下記の画像をクリックすると、ご覧いただけます。グランドコンサート当日のもう一つのお楽しみとして、この4人の勇姿もしっかりと瞼に焼き付けてみたいですね。