楽都松本に「街ピアノ」登場。
松本支部ピアノ科の子どもたちが、弾き初めをしました。
一般社団法人松本芸術文化協会の創立30周年記念事業として、「街なかで音楽を
身近に感じ、楽しんでほしい」との趣旨で寄贈されたグランドピアノです。早速、スズキ・メソード松本支部でピアノを学ぶ子どもたち4名による弾き初めが行なわれました。
「街ピアノ」を寄贈された松本芸術文化協会の佐藤文子会長にお尋ねしました。
松本の街にどこからともなくピアノの曲が流れているなんて素敵です。
一般社団法人松本芸術文化協会会長 佐藤文子
このたび、一般社団法人松本芸術文化協会では、「街ピアノ」を贈呈させていただきました。場所は松本市の市街地のど真ん中、信毎メディアガーデン1階の広場です。7月12日午後2時よりの記念式に、スズキ・メソード松本支部のピアノ科の生徒さん4人に弾いていただきました。
松本市はスズキ・メソードの発祥地でもあり、セイジ・オザワ松本フェステイバルの開催地でもあるところから「楽都」とも呼ばれ、音楽の街としても全国に知られています。
最近では駅や広場にピアノが置かれ、誰でもいつでもピアノを楽しむ風景がよく見られるようになりました。
松本芸術文化協会では、今年創立30周年を迎え、記念に街のどこかにピアノを贈呈しようという機運が高まり、いろいろと探しているうちに信毎メディアガーデンになりました。すでに松本駅のコンコースに設置されていますので、松本では2台目の「街ピアノ」です。
当日は、信濃毎日新聞松本本社代表に目録をお渡しし、弾き初めをしましたが、多くの人たちが駆けつけてくださいました、
市民の皆さんに音楽を、ピアノを親しんでもらうつもりで贈呈いたしましたが、その後、大変評判がよく、ピアノのそばで大人や子どもたちが弾く順番を待っているようです。多い時は1日に10人前後の方々が弾かれてているそうです。
コロナ禍の環境もあり、一人ずつ弾かれた後は、メデイアガーデンの方たちが消毒をしてくださっています。贈呈された方も後のメンテナンスが大変ですが、快くひきうけてくださったことを感謝しています。
松本の街にどこからともなくピアノの曲が流れているなんて素敵です。音楽が身近にあることも幸せな風景です。
松本芸術文化協会では、これからも多くの人たちに芸術や文化を楽しんでいただけるように、お役に立つように努力していきたいと思います。