5月12日、愛知県芸術劇場 小ホール
全国ピアノ科研究会を開催!

 5月12日(日)、 愛知県芸術劇場 小ホールにおいてピアノ科研究会が開催されました。前日、また当日の朝早くから各地区の先生方も名古屋入りしてくださり、東京藝術大学教授でスズキ・メソード ピアノ科特別講師の東 誠三先生をお迎えして「ピアノ科研究会」が始まりました。

 研究会前半は、幼稚園児から高校生までの16名が東先生の前で演奏して、講評を書いていただくという形式のコンサート。後半は、東先生のお話と演奏でした。生徒たちはいつも聴いている「CDの先生」の生演奏に目を見張りながら、熱心に聴き入っていました。演奏していただきました曲は、ピアノ科指導曲集より、次の3曲でした。

・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第20番 ト長調 Op. 49, No. 2
・バッハ:2声のインベンション 第8番 ヘ長調 BWV779
・グラナドス:スペイン舞曲集 Op. 37 - 第5番 アンダルーサ

 東海地区からも多数の先生方にご参加いただき、盛会となりましたことをここに感謝申し上げます。

東海地区ピアノ科委員長  杉山 聖子

○出演生徒と保護者からの感想(一部抜粋)

本番で楽しくひけてうれしかったです。東先生のピアノはきれいでした。私がひいている曲をひいてくれてうれしかったです。ハイタッチもできてうれしかったです。

♪ 東先生の曲は、とても気持ちがこもっていて上手だったし、ぼくも東先生に負けないくらいの曲をひきたいです。

 「憧れの東先生の前で演奏するんだ」と、とても気合が入って練習していました。当日にお会いして、満面の笑みで対面する我が子の姿を見て、成長を頼もしく思いました。良い機会をいただいて本当にありがとうございました。(母)

♪ 今日の演奏会は緊張したけど、思い切って気持ちよくひけてよかったです。東先生のひかれた曲は、今私が練習している曲なのでがんばりたいです。

♪ いつもの発表会のように少し緊張したけれど、自分の納得がいく演奏ができてよかったです。今までがんばって練習したかいがありました。また、東先生の前で弾けるという貴重な機会だったので、自分の中にある力を出しきりました。東先生の演奏も聴くことができ、今後の自分の演奏に生かそうと思いました。もっとたくさん聴きたかったです。ありがとうございました。

♪ 今までがんばってきた曲を東先生に聴いてもらってうれしかったです。東先生が最後に弾かれた曲を聴いて、とても感動しました。心が動かされました。ぼくも東先生のように上手に弾きたいです。

♪ がんばって練習した曲を東先生に聴いていただき、とてもうれしかった。とても充実した1日を過ごせました。東先生の生の演奏を聴くことができて本当に良かったです。もっと聴きたかったです。

♪ 自分の思う演奏ができました。楽しかった!と思いました。東先生の演奏は、聴いていてとても心地よいものでした。音の強弱や、間の取り方など ぼくが学ぶべきことは多かったと感じました。人の心に感動を与えられるような演奏をしていきたいです。

♪ 東先生のお話はとてもためになりました。お手本の演奏を聴いて、同じピアノとは思えないほどきれいな音で、ピアノが話しかけているようでした。

♪ 東先生のお話が心に残りました。時間の流れの中に美しい光や色を投じることができるように、自分の音楽を毎日練習していきたいと思いました。