2年に1回開催される、お茶の水センター全体のコンサートが、9月23日(日)に葛飾シンフォニーヒルズ モーツァルトホールで開催されました。早野会長の講演、教室出身のヴァイオリニスト・柳田茄那子さんの招待演奏など盛りだくさんなプログラムとなりました。
プログラムは、以下の通りです。
参加された皆様からのコメント
ヴァイオリン科 (篠崎クラス)
高橋さん(高校2生生)
保護者の方が多く、暖かい雰囲気でリラックスして楽しく舞台で弾くことができました。これからもこのような雰囲気で続けられたらよいと思います。柳田さんの演奏では、ラカンパネラがとても印象に残りました。自分の練習へのモチベーションも上がりました。
高野さん(小学校高学年のお母様)
息子は2年に1度のお茶ノ水センターコンサートを毎回楽しみにしております。普段一緒に演奏することがない先生方や生徒さんとの弦楽レッスンに緊張感をもち、いただいた課題曲を毎日練習して本番に臨みました。不安に思っていたのは親だけで、舞台で堂々と弾いている息子は一回り大きく成長したように見えました。ここまでご指導いただいた先生には、感謝の気持ちで一杯です。
また、早野会長の講演は今までスズキ・メソードを信じ、担当の先生に従ってきたのは間違いではなかったのだと改めて実感できる内容で、これからもさらなる希望を持ってヴァイオリンに取り組むきっかけとなりました。
スズキ・メソードの先輩、柳田さんの美しい音色も、息子の目標になったようです。 今後ともご指導いただきますよう、よろしくお願いいたします。
奈倉さん(幼稚園と1年生のお母様)
コンサートに参加して、お茶の水センターという大所帯ならではのヴァイオリン、フルート、チェロの合奏があり、小さい子どもたちがワクワクして舞台に立ち、音を重ねる姿は非常に印象的でした。また、普段お目にかかることのない早野会長からのお話も貴重で、幼児期の非認知能力を培う教育の重要性を信じて、今後もがんばる力を与えてくれました。
会長の講演は、「お菓子をどの程度食べずに待てるか」という質問から始まり、会場の子どもたちも考え、挙手するなど参加型ですすめられたためか、講演時以外でも、子どもたちが何回も「15分以上待てるよ」と言っていたのが印象的でした。
柳田さんのコンサートは、小さい子どもたちでも集中して聴ける曲数、長さだったので非常に良かったと思いました。小さい子どもたちがお茶の水センターご出身の大先輩でありプロでもある柳田さんの生の演奏に触れられたのは、とても貴重な経験であり、大きな励みになったと思います。また、柳田さんの言葉で語られた親へのメッセージは、日々家庭での練習に試行錯誤している私には非常に参考になりました。
ヴァイオリン科 (白嵐クラス)
柴田さん(中学3年生)
今年は初めて全てのプログラムに出演することができて、とても楽しかったし、改めてヴァイオリンが好きだなと感じられました。他のクラスの人とも仲良くなれて、楽しみが増えたり、ミニコンサートではこんな風に演奏したい!と思うことができました。まだ全然うまくはないけれど、いつか柳田さんのように、自分らしく堂々と弾けるように日々努力していきたいと思います。
高橋さん(4歳のお母様)
「おともだちになろう!」初めて出会った同じ年頃の生徒さんに声をかけられて、娘はニコニコ。事前の合奏練習と白嵐先生とのレッスン、皆勤で本番に臨んだ娘でしたが、合奏練習では会場に入るとメソメソと泣いてしまい、先生方に優しくお声がけいただき、なんとか列に入れるという状況。人見知り、場所見知りの娘が、うまくコンサート会場になじめるか内心はらはらしていた私は、客席につくなりかけられた元気な声に、ほっと胸をなでおろしました。
「キャベジダウン」「ご挨拶とリズム」と、緊張しながらも演奏に参加し、満足げな表情でした。自分が演奏するだけではなく、柳田さんと居福さんの演奏をはじめ、フルート科、チェロ科、ピアノ科の生徒さんの演奏を聴くのが楽しかった様子。
そして最後のキラキラ星のためにロビーに集合しましたが、ここにきてなぜか娘は目に涙をためて「おかあさん、いっしょにきて…」と一言。今日初めて出会ったお友だちが、ハグしたり声をかけたりして元気づけてくれるも涙のとまらない娘…。平気なようで、ここまで精一杯がんばっていたのだな、舞台袖は暗いからちょっと不安なのかなと、手をつないで舞台袖まで付き添うことにしました。階段を降りていきながら口を結んで無言でいた娘、袖の一歩手前で顔を上げて一言いいました。「おかあさん、ここでいい」手を振ってみなさんと一緒に舞台袖へと向かって行きました。
音楽とはふしぎなもので、楽器と向き合うのは「わたくし」独り。でも、そこに一緒に弾く人がいて、聴く人がいて、音を楽しむのは「みんな」と。スズキでの体験を通して、娘は少しずつ「わたくし」と向き合う厳しさを知りつつ、「みんな」と出会う楽しさをたくさん味わい、成長しているのだと感じました。
お支えくださった白嵐先生はじめとする先生方、一緒に弾いてくださる生徒のみなさん、あたたかく見守ってくださる保護者のみなさまに感謝しつつ、これからも娘と楽しく楽器を続けていこうと思います。
小林さん(小学2年 三つ子ちゃんのお母様)
3回目の支部コンサートで、弾ける曲も増え、合奏にも参加することができ、成長を感じました。他の先生や生徒参加から刺激を受け、本番は普段よりいきいき弾いている様子でした。
ヴァイオリン科 (安田クラス)
西堀さん(お母様)
「ずいぶん後ろの列になったんだな。」
今回の支部コンサートでの娘の立ち位置を見て、感じたことです。 3歳の時に安田多恵子先生クラスに入会し、ずっと最前列でキラキラ星を弾いていた娘が、いつの間にか後列で、ほぼすべての曲を弾けるようになっていました。お茶ノ水教室に通って10年目、振り返ってみるとスズキに通う日々は、私たち親子の、かけがえのない成長の記録となったように思います。
早野会長のお話では、幼児教育がいかに大切かということを伺いました。幼児期を過ぎた娘に重ね合わせてみると、クラスに通う親子は皆、同じ方向を見て励まし合い、時には悩みを打ち明けられるかけがえのない仲間となったように感じます。
今回、小学2年生の息子も、初めてコンサートに参加しました。娘が一度弾いた曲も、息子が弾くとまた違った曲に聴こえます。姉弟でひとつのステージに立つ機会を与えてくださった支部コンサートと、日々ご指導してくださる先生方に、心から感謝を申し上げます。
金鋪先生
隔年開催のお茶の水センターコンサートでは、新入会のプログラムには2名が参加させていたきました。初めてのコンサートということでとても楽しみにしており、がんばって練習してきました。広い舞台で堂々と演奏する姿は頼もしく感じました。
また招待演奏では、クラス出身の柳田茄那子さんが演奏させていただきました。2歳2ヵ月でお教室にいらした時はとても可愛らしいお嬢さんで、熱心な生徒の1人だったことを記憶しております。ご家庭では、ぬいぐるみを並べて中心に立ち、ヴァイオリンを弾くという「金鋪先生ごっこ」でよく遊んでいらしたそうです。楽しいことばかりではなかったかも知れませんが、一生懸命にヴァイオリンと向き合い、素敵な女性となった今、大人の演奏を聴かせていただけたことを嬉しく思います。
白嵐先生
今年はコンサート委員を担当させていただきました。コンサートは指導者とご父兄の方々のご協力に基づいて2年に1度開催されます。一緒にコンサートの準備をしてくださった先生方、ご協力いただいたスタッフの方々、そしてご父兄の皆様のおかげで、無事にコンサートを終えることができました。コンサート当日、舞台に上がる生徒たちは、とても緊張しており、舞台袖で「スマイルね~」と声をかけると緊張の中でもかわいい笑顔を見せ、ステージに上がっていく生徒たちの表情や演奏する姿に、年々成長を感じます。
招待演奏の柳田茄那子さんからもコメントをいただきました。
スズキ・メソード お茶の水センターの皆様柳田茄那子さんとピアニストの居福健太郎さん
2018年9月23日(日)のコンサートに招待演奏としてお声をかけていただきましたこと、大変嬉しく心より御礼申し上げます。
スズキ・メソードで学ばれているたくさんの生徒さん・ご両親様の前で演奏をさせていただきました。舞台は、大変昔の自分を思い起こす懐かしく貴重なものでした。2歳2ヵ月でヴァイオリンを弾くことは、毎日、3度の食事・歯磨きと同じリズムで繰り返されて積み上げて達成できることでした。母語教育のように毎日聴いた指導曲集の音楽は、ごく自然に取り込まれていったように思います。
根気よく丁寧にご指導してくださった金鋪真由美先生、諸先生方・横割り縦割りでご縁がありましたお友だちにも、たくさんの刺激と励ましをいただいた環境そのものが宝になり、舞台の自分がいると感じる瞬間でもありました。
早野龍五会長様が分析されている非認知能力のお話・鈴木鎮一先生の築かれた就学前・早期教育のメソードが人生を豊かに良い方向へ導いていく素晴らしいものだと感謝申し上げます。
今後も才能教育が小さなお子様を持つご両親様の子育てに大きな夢と希望を与え、発展されることを心からお祈り申し上げます。