関東地区ピアノ科有志の指導者による
第24回研究科全課程卒業生コンサートが開催されました。
第24回研究科全課程卒業生コンサート
9月17日(日)13時開演
府中市市民活動センター バルトホール
全課程修了後も専門家の道には進まなかったものの、「コンサートの場が欲しい」「喜びや感動を分かち合える仲間の会ができたら」の声に応える形で関東地区ピアノ科の有志の先生方で進めるピアノ科全課程卒業生コンサート。今年は、9月17日(日)に府中市市民活動センター バルトホールで開催されました。マンスリースズキ編集部は残念ながら伺えませんでしたが、出演者同士で写真を撮影してくださり、また、皆様の感想などを、編集部宛に送ってくださいました。
今年も、1台のピアノを相手に、さまざまな音色で音量で奏でられたコンサート。プログラムのコメントには、短いながらもそれぞれの思いが凝縮されていました。それでは、みなさんの勇姿をご覧ください。
コンサートに参加された先生方からは、
・出演生のエネルギッシュな演奏に敬意を表し、私も元気をもらいました。
・早野会長からも応援のお言葉をいただき、生徒、指導者ともに嬉しく、次回もよい演奏を目指したいです。
・スズキ・メソードの素晴らしさを示してくれた、演奏ばかりでした。
・勉学や仕事のある中での演奏は、何と見事なことでしょう。「研究科卒業生」はスゴイことです。
・皆さんの努力は素晴らしい❗この素晴らしさは鈴木鎮一先生の「子どもの成長は親の努力と比例する」のお言葉通りです。親御さんに感謝し、ピアノを弾いている時間が、一番楽しい時間(苦しい時も……)になりますように❗
出演生徒からのメッセージです。
・ピアノ演奏は、一生の財産です。
・早野龍五会長をはじめ、多くの方にいらしていただき、多くの方に愛されていることを実感し、これからもこの愛、仲間との絆を大切にしたい。
・毎年この演奏会に参加するのを楽しみにしております。今年は、故坂本龍一先生を偲んで「戦場のメリークリスマス」をオリジナルアレンジで演奏いたしました。藝大で作曲を学んでいた時に一度だけ坂本先生の特別講義を受けたことがありますが、そんな日のことを思い出しながら演奏しました。今年はコロナ禍が去って、久しぶりに打ち上げがありました。仲間と語り合えるこの打ち上げを楽しみにいつも出ていたので、とても感慨深かったです。来年も無事開催されることを祈っております。
※全課程を卒業後、一般大学、社会人を経て作曲の勉強をしている方です。
また、一般の聴衆からは、
・ピアノが好きで、楽しんでいる様子が伝わり、社会人になってもずっと続けている様子を見て、刺激を受けました。
というご感想をいただきました。