71ss5.jpg 71ss4.jpg 71ss3.jpg 71ss6.jpg 71ss12.jpg 71ss10.jpg 71ss11.jpg 71ss8.jpg 71ss7.jpg 71ss9.jpg 71ss13.jpg 71ss14.jpg

開催1週間前に急遽、全面オンライン開催となった今年の夏期学校!
速報でお伝えする初日の様子です。

 
 「今年こそは対面開催の実施を!」との思いで入念に準備した第71回夏期学校。対面とオンラインの「二刀流」でのハイブリッドスタイルでの開催を予定していましたが、コロナ第7波によって、対面開催を7月22日(金)に全面的に中止することにしました。実に開校1週間前のことでした。
 
 以来、参加の皆様への連絡と全面オンラインへの切り替えに伴う各種プログラムの変更、各方面のスケジュールの再調整、必要なスタッフの再割り当てなどをすることで、当初は7月28日開校のスケジュールを1日短縮し、ヴァイオリン科・チェロ科・フルート科が29日〜31日、ピアノ科が29日〜8月1日という日程での開催となりました。
 
 夏期学校実行委員会の先生方をはじめ、特別講師の先生方、全国各地の指導者の皆様、そしてもちろん会員の皆様にとっても、宿泊ホテルのキャンセルなど楽しみにされていた松本での滞在がなくなったことで、さぞかし大変だったことと思います。
 
 それでも、結果的に1,100名を超す皆様が、オンラインでの参加となりました。この数字は、当初の予定数とほぼ同数でした。この数年間に蓄積したオンライン開催のノウハウが確実に育っていることを改めて実感したほどです。もちろん、松本に集結したみなさんには最大限の感染対策が施され、会場として使われた才能教育会館、そしてスズキ・メソード研究所の各教室・ホールの換気は万全に行なわれていました。
 

開校式 14:00〜14:30

 昨年同様、才能教育会館ロビーは、まるで放送局のようなスタイルです。動画や音声を記録するデバイスが林立し、ライティングも施されていました。夏期学校実行委員長の増澤治雄先生をはじめ、早野龍五会長、特別講師の先生方が揃いました。最初に増澤先生から開校が宣言され、「目指そう、美しいスズキ・トーン」が、今年の夏期学校のテーマであることが紹介されました。
 
・早野龍五会長
 実は、夏期学校用のプログラムに「3年目の夏、ハイブリッドの夏」という挨拶文を書きました。6月15日に書いたものです。その頃の東京都の感染者数は2,000人、それが昨日は4万人を超えました。ということで急激な感染爆発が起こり、大変残念ですが、「今年こそは」と思って準備を進めた夏期学校を先週の金曜日に対面での開催を中止しました。苦渋の選択でした。その後の短期間での参加の切り替えにご協力をいただき、ありがとうございました。そうやって迎えた夏期学校ですが、3日間、精一杯楽しんでいただきたいと思います。
 
・竹澤恭子先生(ヴァイオリン科特別講師)
 「今年こそは」と期待しての夏期学校でしたが、ここまで感染拡大することは、きっと誰も想像していなかったと思います。それでもたくさんの先生がいろいろな案を出してくださって、「楽しいものにしましょう」ということで、できる範囲でみなさんと思い出に残るような時間を過ごしたいと思います。
 
・江口有香先生(ヴァイオリン科特別講師)
 ニュージーランドから帰ってきました。オンラインを活用して、楽しいクラスレッスンにしたいと思っています。小さい頃に参加した夏期学校で、会館の前で先生方とすれ違った時にお話ししたことなどを思い出しています。
 
・山本裕康先生(チェロ科特別講師)
 このカメラの向こう側には、僕が子どもの頃に、それこそ素晴らしいスズキ・トーンを教えてくださった先生方がずらりといらっしゃいます。教わった事柄、そして学んできた多くのことを皆様にお伝えしたいと思います。
 
・宮前丈明先生(フルート科特別講師)
 世界の潮流も「with コロナ」ということになっていますが、今回の夏期学校も、その流れで開催されることになります。そこでは臨機応変の調整が必要になるわけですが、今回、実行委員会の皆様が見事に調整をされました。ですので、みなさんと一緒に、できるだけおけいこをして、できるだけ楽しんでいきたいと思います。

教室レッスン~初日の様子

まずは、ヴァイオリン科です。
ヴァイオリン科 o-1番&o-2番
リズム&キラキラ星変奏曲
 
 
ヴァイオリン科 o-3番教室
むすんでひらいて
ヴァイオリン科 o-4番教室
むきゅうどう
 
 
ヴァイオリン科 o-5番教室
ガヴォット/ゴセック
ヴァイオリン科 o-6番教室
二人のてき弾兵/シューマン
 
 
ヴァイオリン科 o-7番教室
メヌエット/ボッケリーニ
ヴァイオリン科 o-8番教室
ユーモレスク/ドヴォルザーク
 
 
ヴァイオリン科 o-9番教室
ブーレ/バッハ
ヴァイオリン科 o-10番教室
協奏曲 イ短調 第1楽章/ヴィヴァルディ
 
 
ヴァイオリン科 o-11番教室
2つのヴァイオリンのための協奏曲 第1楽章 2nd.Vn/バッハ
ヴァイオリン科 o-12番教室
協奏曲 ト短調 第1楽章/ヴィヴァルディ
 
 
ヴァイオリン科 o-13番教室
2つのヴァイオリンのための協奏曲 第1楽章 1st.Vn/バッハ
ヴァイオリン科 o-14番教室
ラ・フォリア/コレッリ
 
 
ヴァイオリン科 o-15番教室
協奏曲 イ短調 全楽章/バッハ
ヴァイオリン科 o-16番教室
ソナタ ト短調 第1, 2楽章/エックレス
 
 
ヴァイオリン科 o-17番教室
協奏曲 第5番/モーツァルト
ヴァイオリン科 o-18番教室
協奏曲 第4番/モーツァルト
 
 
ヴァイオリン科 o-19番教室
ロンド/モーツァルト
ヴィオラコース o-30番教室
チェロ科 o-40番教室
キラキラ星変奏曲/鈴木鎮一
 
チェロ科 o-41番教室
むきゅうどう/鈴木鎮一
 
チェロ科 o-42番教室
メヌエット第2番/バッハ
 
チェロ科 o-43番教室
メヌエット ト長調/ベートーヴェン
 
チェロ科 o-44番教室
ソナタ ホ短調 第1,2楽章/ヴィヴァルディ
 
チェロ科 o-45番教室
ソナタ ト短調 第1,2楽章/エックレス
 
チェロ科 o-46番教室
ソナタ/サンマルティーニ
 
チェロ科 o-47番教室
協奏曲 変ロ長調/ボッケリーニ
フルート科 o-60番教室
1~ 2巻
 
フルート科 o-62番教室
4巻
 
フルート科 o-63番教室
5巻以上

豊田耕兒先生のお話「私と師 鈴木鎮一先生」

増澤治雄先生

 初日の20時〜21時までの1時間、録画配信のスタイルで、豊田耕兒先生による、思い出深い鈴木先生とのお話をご紹介いただきました。

豊田耕兒先生ご夫妻

夏期学校実行委員長の増澤治雄先生からのご質問に答える形で、さまざまなエピソードを語られる豊田先生の姿が印象的でした。お話の中身は、何らかの形で今後ご紹介していきます。