関東地区でスズキ・メソードを学ぶ子どもたちが、この会場で演奏を披露したのは、実に4年ぶりのことです。演奏時間は、10月9日（日）11時からの25分間。「アーク・カラヤン広場」に集まった家族連れの皆様、約100名の観客を前にしての野外演奏でしたが、小さな子どもさんたちからも大きな拍手をいただき、素敵な1日となりました。

 
　演奏曲は、以下の通りです。
・ヴィヴァルディ：協奏曲 イ短調 第１楽章（ヴァイオリン演奏）
・メンデルスゾーン：歌の翼に（フルート演奏）
（以下 ヴァイオリン、チェロ、フルート合奏） 
・シューマン：二人のてき弾兵
・ゴセック：ガヴォット
・鈴木鎮一：アレグロ
・外国民謡：こぎつね
・鈴木鎮一：キラキラ星変奏曲
 
出演した子どもたちからの感想です。
 
〈ヴァイオリン科〉
初めて会うお友だちと、初めて外で演奏しました。私は、とても楽しく気持ち良くヴァイオリンを演奏することができて嬉しかったです。またいろいろな人と、合奏したいです。
 
 ・草柳りゅうと　８歳
外で少し寒かったですが、他の楽器との合奏は初めてだったので楽しかったです。フルートは横に吹いてるのがおもしろかったです。チェロは大きいヴァイオリンで不思議な感じがしました。お客様がいっぱいいたので、少し緊張したけど、来年もチャンスがあったら出てみたいです。
 
 ・瀬間あおい　8歳
緊張したけど楽しかった。ヴァイオリン以外の楽器とも一緒に演奏できて良かった。
 
〈チェロ科〉
今回は、サントリーホール・アークヒルズ音楽週間のアンサンブル演奏のチェロ科として参加させていただきました。お客様がいる中、緊張しましたが、とても楽しかったです。5年程前に、チェロ合同合宿のときに一緒に演奏した子にも会えて、とても嬉しかったです。来年もこの音楽祭があれば、今より、いろいろな曲を弾きたいと思います。楽しみにしています。今回のアンサンブル演奏は、精一杯がんばれたと思います。このような良い経験をさせていただき、ありがとうございました。
 
 ・開發響子　8歳
外で、しかも、チェロ科、ヴァイオリン科、フルート科全員で、お客様がいる中で演奏するのはとても緊張しました。けれど、上手に弾けてよかったです。3科のみんなで力を合わせて成功させることができ、うれしかったです。
 
 ・新こはる　8歳
舞台にあがったときは緊張したけど、弾いていくうちにだんだん楽しくなっていきました。外ではチェロの音が響いてとても気持ち良かったです。ヴァイオリンとフルートと一緒に弾いた「二人のてき弾兵」はかっこいいなと思いました。
 
 ・松本考平　8歳
サントリーホールでえんそうするといわれたとき、きんちょうとたのしみでどきどきしました。れんしゅうをするとき、「スケルツォ」がひけるかどうかしんぱいになりました。本番の日が近づくにつれて、たのしみのきもちが強くなりました。しかし、もし雨だとちゅうしになるときいて、気もちが100kgのおもりにつぶされそうになりました。心の中でてるてるぼうずをつくっていたら、本番の日、晴れていました。「えんそうできるぞ！」と思いました。うまくえんそうできてよかったと思いました。
 
 ・郷原悠輝　7歳
初めて合奏をやりました。チェロだけよりも他の楽器と一緒だと楽しかったです。みんなで弾くと、いろいろな音が合わさって綺麗だなと思いました。
 
〈フルート科〉
緊張したけれどみんなと吹けて楽しかったです。いつもは、教室で吹いているので、外でアンサンブルするのも楽しいなと思いました。外で吹くと音が空に飛んでいくような感じがしました。見ている人たちが、一曲終わるごとにたくさんの拍手をしてくれて嬉しかったです。機会があったらまた出たいです。
 
 ・新山乃登花
今回はコロナ禍で久しぶりの開催とのことで、参加できたことをとても嬉しく思うとともに、前回参加させていただいた記憶が蘇り、懐かしみながら演奏させていただきました。ありがとうございました。
 
 ・伊藤正太郎
久しぶりにヴァイオリン科、チェロ科、フルート科で合奏ができて、良かったです。またフルート科の「歌の翼に」の演奏は、他の２科とは違い、少人数なので、間違えないかヒヤヒヤしましたが、楽しく演奏できました。
 
 ・岩﨑光咲
4年前、憧れながら見ていた場所で演奏ができました。久々に合奏ができて、とても楽しかったです。