早野龍五会長と、東京大学の酒井邦嘉教授が、
1月31日の毎日メディアカフェで対談。テーマは「脳科学が明らかにする言語と音楽の普遍性」

170131-1.jpg

 言語や音楽の普遍性を科学的に明らかにする共同研究に、公益社団法人才能教育研究会(早野龍五会長)と東京大学大学院総合文化研究科の酒井邦嘉研究室が取り組むことになりました。才能教育研究会は、赤ちゃんが毎日繰り返し耳にする言葉をいつの間にか話せるようになるような「母語教育法」に基づき、「スズキ・メソード」を推進しています。酒井研究室は20年にわたって言語の脳内機構を明らかにする研究をしてきました。

 共同研究では、楽器のレッスン経験のある小学生から大学生の生徒を対象に、脳構造と脳機能を解析するイメージングの手法で、音楽に関連した神経回路のデータを得ることを目標にしています。特に「演奏評価」に着目して、人間に固有の言語機能との連関を明らかにします。具体的には、同じ曲の異なる演奏を参加者に聞かせ、どちらがより音楽的に優れた演奏かを判断する際の脳活動をMRI(磁気共鳴画像)で可視化する計画です。音楽経験に基づく個人差や、曲への客観的把握能力と比較しながら、脳のどの部分が判断と相関するかを解明します。合わせて、未だ分かっていない「美意識」の脳内機構にも迫ろうとする壮大なプロジェクトです。

 5年に及ぶ長期研究の狙いと意義、今後の展望などについて、早野龍五会長が酒井邦嘉教授に聞きます。

 毎日メディアカフェのサイトで、予約応募の受付中です。先着180名様です。
→毎日メディアカフェ
日時:2017年1月31日(火)18:30〜20:00
会場:毎日ホール(千代田区ーツ僑1-1-1パレスサイドビルB1)

 また、毎日メディアカフェでの対談の前に、下記のように、東京大学と才能教育研究会の合同記者会見を行ないます。
日時:2017年1月24日(火)16:00〜17:00
会場:渋谷ヒカリエ11階Dルーム