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スズキ・メソードOB・OG会が、発足10周年を迎え、活発に活動を続けております。今回は、2つのトピックスをお届けします。下記のタイトルをクリックすると、それぞれの記事にリンクします。
 
①「楽器を持って集まろう会 in 富山」を富山市で開催(12月29日)富山
②OB・OG会第13回コンサートに竹澤恭子さんが登場(5月10日)東京

OB・OG会が12月29日(日)、
富山市で「楽器を持って集まろう会」を開催しました!

 これまでに東京・松本・名古屋・京都・大阪で開催されてきたスズキ・メソードOB・OG会が主催する「楽器を持って集まろう会」。この日だけ、抜けるような青空に恵まれ、秀峰「立山」の凛々しい姿が街中から見られる北陸富山で初開催となりました。
 
 「楽器を持って集まろう会」とは、昔懐かしい合奏練習会のこと。集まった皆さんで、指導曲集を中心に音を出してみました。今回は、北陸越地区のヴァイオリン科指導者の中川洋司先生、納原久顕先生のご指導に加えて、関東地区からは小林庸男先生、そして京都支部の江村孝哉先生、美由紀先生ご夫妻も参加され、京都支部で保存されていた、ヴァイオリン科指導曲集第1〜3巻までをヴァイオリン4部合奏に編曲された楽譜を初見で弾きながら進んで行きました。
 
 ヴィオラパートで参加の皆さんは、ヴァイオリン合奏譜の第3パートを、そしてチェロパートで参加の2名は、ヴァイオリン合奏譜の第4パートを演奏!当然ト音記号で書かれていますので、ト音記号を読みながら、ヴィオラもチェロも1オクターブ下げて演奏する妙技を披露することになった次第です。
 
 2巻までの合奏を楽しんだ後、休憩を挟み、恒例の自己紹介タイムです。今回は、これまでで一番多い、23名もの方々が集まりました。東京、千葉、神奈川、新潟、富山、名古屋、四日市、京都、大阪と各地から年末の忙しい時に、「楽器を持って」集まってくださったわけです。自己紹介の内容などは、この正月休みの間に整理して、ここでお届けする予定です。
 
 後半は、「楽器を持って集まろう会」では恒例の、ヴィヴァルディのa-mollとバッハのドッペル。どちらも第1楽章を弦楽伴奏版で演奏しました。ここ富山でも、これまでのようにソロと伴奏の組み合わせを臨機応変に編成。ヴァイオリン科の皆さんは、すべてが1回はソロを担当する形で(多い方は何度も)、楽しむことができました。そして、中川先生が用意されたルロイ・アンダーソンの「プリンク・プランク・プランク」を演奏。この3分ほどの曲は、全編ピツィカートで演奏しますが、snap した弦が指板を叩く「パチン!」やピツィカートのグリッサンド、楽器の胴体を手のひらでこする「シュッ / キュッ」という音を入れるなど、遊びの要素がたっぷり。よくチェロの胴体を回すなんて芸当を披露するオーケストラもあるほど。年末にふさわしい選曲となりました。
 
 合奏を楽しんだ後は、冬の北陸食べ尽くす、飲み尽くす懇親会となりました。市内の居酒屋さん「花より魚」に全員が再集結し、それぞれの出逢いや久しぶりの会食を楽しむことができました。お目当ての冬の味覚、紅ズワイ蟹も様々なスタイルとなって提供され、旬を満喫。チェロで参加された和田雅夫先生(元北陸越地区チェロ科指導者)のスマートフォンの画面中央から赤いハンカチを引っ張り出す素晴らしいマジックも飛び出すなど大いに盛り上がりました。勢いがついて、二次会、三次会に繰り出すメンバーたちもいました。
 
 参加された皆さんの声です。
 
 地元富山市から参加された山本正任(まさみ)さん

 先日は大変、楽しい時間をありがとうございました。
 
 娘と一緒に参加させていただき、始めは私がとても緊張をしていましたが、小さな頃から慣れ親しんだスズキの教本曲を、素敵な弦楽伴奏で演奏でき、やはり、皆さんで弾くことを素直に楽しく思えました。
 
 そして、現在もお仕事をされつつ音楽を楽しんでいらっしゃる、OB・OGの方からたくさんのお話を聞けたことが、私にも娘にも刺激になりました。これからも長い長い、楽しい音楽との生活が続いていくように、目先のことに囚われることなく、子どもと演奏できる喜びを忘れずに、お稽古を進めていきたいです。
 
 今回、富山でこのような会が開かれましたこと、大変ありがたく思います。

 
 大阪から参加されたヴィオラの芝美奈子さん

 大変お世話になり、ありがとうございました。とても楽しく勉強になる時間を過ごすことができました。
 
 きっとたくさんいらっしゃる全国のOB・OGの皆さんにもこの楽しさを知っていただけたらと思いました。なんとなく敷居が高いように感じておられる人が多いと思うので、その壁を壊すことが大切に感じました。
 
 住んでる所も年齢もバラバラでも、キラキラ星を弾けばみんなスズキファミリーで、その当時を懐かしんだり演奏を楽しんだりすることが、鈴木先生に繋がっているように思いました。
 
 今年はスズキの他の教室の合宿に参加させていただいたり、OB・OG会の5月の東京でのコンサート、夏期学校、楽器を持って集まろう会とスズキの愛をたくさん感じる1年でした。

 
 三重県四日市から参加の清水優さん

   年に一度の楽しみ、「楽器を持って集まろう会」に参加するのは5回目。今までで最多の参加人数で盛況に終わり良かったです!
 
 木村会長・紿田副会長・川野事務局長の三人が来られない中、新さん、服部さんご夫妻の最多参加者に加え、清水優の5回目、中村優友さん、娘の清水緋菜子の4回目、芝美奈子さんの3回目、数回振りの小林庸男先生、2年振りの江村孝哉先生たちの経験者が再び集まりました。
 
 今回の最多参加人数を達成できたのには、三つの要因があったように思います。 一つには中川洋司先生がかつての教え子たちに呼びかけてもらったこと。そしてその教え子たちに参加してもらうためには、地元富山に帰省するであろう年末にあえて開催日を設定したことが二つ目。三つ目は楽器を演奏した後の懇親会で「日本海の海の幸を堪能できる料理」という設定をおこなったこと。
 
 ここ3年間は11月に開催されていましたが、年末に開催するのも上記の一つ目・二つ目の理由から意外と有効なのかな、と思いました。
   いずれにせよ開催地のスズキの指導者の先生の協力度が一番のカギとなるのは間違いないところです。その意味で、今回は中川・納原両先生の力に負うところが大きかったと思います。

 
 今回の「集まろう会」で今までにない特色として、山本正任(まさみ)さん・華穂(かほ)さん母娘に参加していただいたことにより雰囲気が、すごく和んだこと。江村先生から京都支部で使われていたヴァイオリン4部の合奏譜を提供していただき、それを使用することにより、斬新なアンサンブルを楽しめたこと。アンダーソンの「Plink,Plank,Plunk」を中川先生指導の下でピツィカート演奏をして楽しんだことなどが挙げられます。
 
 ただ個人的には、初参加の富山・新潟地区のOB・OGの方々と懇親会の場でほとんどお話ができなかったことがあります。席が狭く、固定席で移動できなかったので両隣りと前の人としかお話できず、二次会に行かなかった方とは、結局一言もお話することが叶わず、残念に思いました。過去の例からして、次回の「集まろう会」に今回参加した富山地区のOB・OGの方でまた駆け付けられることは、そうそう望めないことを思うと、一期一会の機会を大事にしたかった。その意味で言葉を交わさずにお別れしたのは何とも寂しい思いがしました。
 
 反面、これも個人的なことですが、今回娘がバイトで忙しい中、東京から駆け付けてくれたこと、スズキの良き理解者てある妻が同行してくれたことは嬉しかったことです。

 


OB・OG会が5月10日(日)、
第13回定期演奏会を開催! 竹澤恭子さんと、ついに共演します!

OB・OG会第13回コンサート参加者募集 
今回は、ヴァイオリン科ご出身の竹澤恭子さんと初共演です!

竹澤恭子さん

 上の記事のように年に1度の「楽器を持って集まろう会」、そして同じく年に1度、5月にコンサートを開催しているスズキ・メソードOB・OG会が、2020年5月10日(日)、国立オリンピック記念青少年センター大ホールで、「世界のタケザワ」と称されるヴァイオリニストの竹澤恭子さんと共演します。OB・OG会発足10周年にふさわしい曲目もラインナップされています。全国、全世界のスズキ・メソード出身の皆様、そして現在レッスンを受けていらっしゃる「大人のスズキ」の皆様、ご参加をお待ちしています。
 
 以下の内容で、出演者募集を1月5日より、開始しました。
「OB・OG会第13回コンサート」出演者募集要項

日時   2020年5月10日(日) 開演13:00

場所   国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール  
        →アクセス方法

■応募資格
 (1)スズキ・メソードOB・OGの皆様
 (2)スズキ・メソードを学ぶ大人の会員の皆様
 (3)できるだけ多くの練習にご参加ください。5月6日及び5月9日の「ゲネプロ」、当日午前中の「リハーサル」への参加は必須です。
  ※いずれも「OB・OG会」にご入会されることを前提とさせていただきます。

■募集人数 
 約50名(ヴァイオリン32名、ヴィオラ8名、チェロ8名) の弦楽器
   ※ ヴァイオリンパートは、音のバランスなどの都合でご希望の担当パートを変更させていただく場合がございます。

■募集期間
  2020年1月5日(日)〜3月31日(火)

■曲目
  ①パッヘルベル:カノン
      指揮:宮田豊
  ②モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調  K. 218
      ヴァイオリン 独奏:竹澤恭子 指揮:豊田耕兒
  ③バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV 1043
      ヴァイオリン 独奏:守田知惠子、守田マヤ コンサートマスター:竹澤恭子
      指揮:豊田耕兒      
  ④鈴木鎮一:キラキラ星変奏曲
  ※複数の曲に応募可能です。
  ※キラキラ星変奏曲は、どなたでも出演できます。
  ※フルート科もキラキラ星変奏曲にオブリガートで参加可能です。
  ※ご参加いただけることになりました方には、楽譜をダウンロードできるサイトアドレスをお知らせ申し上げます。

■練習日程 
 ①4月5日(日)13:00〜16:45 
    国立オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟練習室41
 ②4月29日(水・祝)13:00〜16:45
    国立オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟練習室41
 ③5月6日(水・振祝)13:00〜16:45
    国立オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟練習室41 
 ④5月9日(土)13:00〜16:45
    国立オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟練習室41
 ④5月10日(日)午前中の1時間程度(ゲネプロ)
    国立オリンピック記念青少年総合センター大ホール
 ⑤5月10日(日)午後(本番) 
    国立オリンピック記念青少年総合センター大ホール
     ※詳しい練習日程は、楽譜送付時にもお知らせします。
 
■練習指導 
 ・スズキ・メソード指導者

■参加費 
・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番に参加希望の方 5,000円
・バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲に参加希望の方 4,000円
・パッヘルベルのカノンのみに参加希望の方 3,000円
・全曲に参加される方 10,000円
・キラキラ星変奏曲のみの参加は、無料です。
    ※カノンに出演される方は、キラキラ星変奏曲にも出演できます。
    ※参加費は練習時に集めさせていただきます。

■申込先 
  下記申し込みフォームをご利用ください。

 ※記録のためのDVDなどの作成、および公式サイトなどでの当日の写真を公開させていただきますことに、ご同意いただける皆様にご出演をお願いします。

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